2011年10月
2011年10月30日
ポロGTI 2台
1台目は 2007年式ポロGTI フロント ロワアームブッシュとMTオイル交換。
ちょっとした段差等で、フロントから「ゴク」「ギクッ」「グギィ」といった異音が出る症状でした。
ポロ(9N)、ゴルフ5でよくある、ロワアームブッシュであろうと目星をつけて リフトアップして確認すると、やはり亀裂がみられました。
写真1枚目の左が外したブッシュですが、車両に付いた状態ですと、白丸部分の亀裂は簡単に確認できますが、赤丸部分の亀裂は分かりにくい状態なんです。
このように単体の状態ですと写真2枚目のとおり、完全に千切れているのが確認できます。
この品番のVW純正パーツは、廃番になっていて 対策品となっていますが、その対策品でも弱いため、当店では
強化品(写真1枚目右)を使用しております。
あとは2〜3週間後に4ホイールアライメント測定調整をして完成です。
2台目は、2006年式ポロGTI サムコのインテークホースとエンジンオイル交換。 ご注文いただいた時にメーカー欠品中で1ヶ月半ほど お待ちいただきました。
交換は1時間ほどで完了。 エンジンオイルはモチュールのVW、アウディ専用品 スペシフィックを使用。
ちょっとした段差等で、フロントから「ゴク」「ギクッ」「グギィ」といった異音が出る症状でした。
ポロ(9N)、ゴルフ5でよくある、ロワアームブッシュであろうと目星をつけて リフトアップして確認すると、やはり亀裂がみられました。
写真1枚目の左が外したブッシュですが、車両に付いた状態ですと、白丸部分の亀裂は簡単に確認できますが、赤丸部分の亀裂は分かりにくい状態なんです。
このように単体の状態ですと写真2枚目のとおり、完全に千切れているのが確認できます。
この品番のVW純正パーツは、廃番になっていて 対策品となっていますが、その対策品でも弱いため、当店では
強化品(写真1枚目右)を使用しております。
あとは2〜3週間後に4ホイールアライメント測定調整をして完成です。
2台目は、2006年式ポロGTI サムコのインテークホースとエンジンオイル交換。 ご注文いただいた時にメーカー欠品中で1ヶ月半ほど お待ちいただきました。
交換は1時間ほどで完了。 エンジンオイルはモチュールのVW、アウディ専用品 スペシフィックを使用。
2011年10月29日
2011年10月25日
2011年10月23日
2011年10月19日
2011年10月17日
2011年10月16日
A4 FSDの・・・
2007年式アウディA4の限定車DTMの入庫です。
実は この車両、 オーナー様がKONI FSDを個人輸入して、持ち込み専門店にて取り付け、ホイールアライメントのみ当店に依頼いただき、1ヶ月ほど前にも入庫した車。
その際 測定前の試運転で FSDらしからぬゴツゴツした乗り心地で、私もメカニックも???となりました。
そしてジャッキアップし、ダンパーの有効ストロークを測ってみると、フロント15ミリ。
う〜ん、これは少なすぎると思い、バンプラバーの長さを測ったり、付いているFSDの品番を控えたり、あれやこれやと・・・。
そして この時点で解ったのは、FSDが この車両用でないこと。
ここからが ややこやしくて、FSDのカタログ(日本用)を見ると、この品番で正しいように見えますが、KONI本国
適合表を見ると、この品番ではありません。
日本用カタログでいうA4カブリオレ用が適合となります。
なるほど、それで有効ストロークが足らなくなったんだな と理解。 おそらく、正しい品番のものは、ショートケースとなり、ストローク確保がされるのであろうと。
この真意を確かめるべく、正規輸入元にお願いして、それぞれの図面をいただく手配をしました。すると 片方の図面は、日本にありましたが、他方はないため 本国に依頼。
2週間以上して連絡があり、「この2種類は外形寸法は全く同じで、減衰力のみ違う」「したがって図面を送る必要なし」との回答。
では、さらに見かたを変えて、現在付いている物は、現品に貼り付けてある品番と正しいのか?調べることに。
結果は、これは品番と寸法が合致していました。
次に どんな方法で改良?修正?するかです。
お金に糸目をつけなければ、正しい品番のダンパーに交換ですが、オーナー様と相談の結果、コストを抑えて 何かやってみることに。
そして考えたのが、今のバンプラバーよりも8ミリ短い アウディ他車種用のバンプラバーを使い、有効ストロークを23ミリにしてみることです。
この案を本日実行。 試運転で、随分マイルドになったが、まだ本来のFSDとは若干ですが違うような。
結論を出すのは、まあ、少し様子を見てからですね。
実は、今日 使用したバンプラバーを探し出すのは、大変な作業なんですよ。
なぜなら、このバンプラバーの上部はアッパーマウント部に嵌まりこんで固定されているため、外径が同じもので、尚且つ内径も同じで、肝心の長さが短いものを探すわけですから。
私は、常々バンプラバーの寸法等をメモしてデータ取りしていますので、たま〜に 役立ちます。
限定車の証、カーボンリップ。 このリップスポイラーさすが純正ですから出来がとっても良いです。 でも価格が・・・12万円オーバーです。
実は この車両、 オーナー様がKONI FSDを個人輸入して、持ち込み専門店にて取り付け、ホイールアライメントのみ当店に依頼いただき、1ヶ月ほど前にも入庫した車。
その際 測定前の試運転で FSDらしからぬゴツゴツした乗り心地で、私もメカニックも???となりました。
そしてジャッキアップし、ダンパーの有効ストロークを測ってみると、フロント15ミリ。
う〜ん、これは少なすぎると思い、バンプラバーの長さを測ったり、付いているFSDの品番を控えたり、あれやこれやと・・・。
そして この時点で解ったのは、FSDが この車両用でないこと。
ここからが ややこやしくて、FSDのカタログ(日本用)を見ると、この品番で正しいように見えますが、KONI本国
適合表を見ると、この品番ではありません。
日本用カタログでいうA4カブリオレ用が適合となります。
なるほど、それで有効ストロークが足らなくなったんだな と理解。 おそらく、正しい品番のものは、ショートケースとなり、ストローク確保がされるのであろうと。
この真意を確かめるべく、正規輸入元にお願いして、それぞれの図面をいただく手配をしました。すると 片方の図面は、日本にありましたが、他方はないため 本国に依頼。
2週間以上して連絡があり、「この2種類は外形寸法は全く同じで、減衰力のみ違う」「したがって図面を送る必要なし」との回答。
では、さらに見かたを変えて、現在付いている物は、現品に貼り付けてある品番と正しいのか?調べることに。
結果は、これは品番と寸法が合致していました。
次に どんな方法で改良?修正?するかです。
お金に糸目をつけなければ、正しい品番のダンパーに交換ですが、オーナー様と相談の結果、コストを抑えて 何かやってみることに。
そして考えたのが、今のバンプラバーよりも8ミリ短い アウディ他車種用のバンプラバーを使い、有効ストロークを23ミリにしてみることです。
この案を本日実行。 試運転で、随分マイルドになったが、まだ本来のFSDとは若干ですが違うような。
結論を出すのは、まあ、少し様子を見てからですね。
実は、今日 使用したバンプラバーを探し出すのは、大変な作業なんですよ。
なぜなら、このバンプラバーの上部はアッパーマウント部に嵌まりこんで固定されているため、外径が同じもので、尚且つ内径も同じで、肝心の長さが短いものを探すわけですから。
私は、常々バンプラバーの寸法等をメモしてデータ取りしていますので、たま〜に 役立ちます。
限定車の証、カーボンリップ。 このリップスポイラーさすが純正ですから出来がとっても良いです。 でも価格が・・・12万円オーバーです。
2011年10月15日
2011年10月14日
またもや燃料ポンプ
今年の7月24日に燃料ポンプ交換をしたゴルフ2ですが、また入庫。
「昨日 リアからセミの鳴き声に似た異音がした・・今日は治ってしまった」とのこと。 リフトアップしてアイドリングで確認するも、全く異常なし。 20分ほど そのままにしていると症状再現。
セミの声の元は、燃料ポンプ(外側)から。
症状が再現されているうちに すばやく診断。 次に確認する所は、燃料ポンプ(タンク内のリフトポンプ)。
荷室内のサービスホールを開けて、リフトポンプの音を確認しますが・・・あれ?音がしないような。
すかさずカブラーを抜き挿ししてみると変化なし、やっぱり動いていない。次にテスターでカプラー電源をみると12.3ボルトですから、こちらはOK。
では、ポンプの導通は・・・なし。
どうやらポンプ本体が死んでいるようです。
SSTを使用してタンクからポンプASSYを取り出してみると(写真1枚目)、ポンプ上側のゴム製ジョイントがドロドロになっていています。
私の想像では、ここのゴムが溶けて穴があき、ポンプがフル回転して故障したので、外側ポンプが異音を出したと思います。
前回の7/24の時は、この状態が続いて外側ポンプも故障したのではないかと考えられます。
ここで納得いかないのは、タンク内のポンプとジョイントは、前回交換済み。(もちろんVW純正部品)
そして前々回も7/24から数ヶ月前に交換していたので、7/24の時はVGJにてクレーム処理していただいていたのですが、また壊れるとは?
しかも 今度は約2ヶ月。
7/24の時は、ガソリンタンクが空に近い状態で ほとんど乗らない状態でしたから、気化したガスで異常に早くゴムが劣化した可能性もあり、ある程度納得できる感じがありました。でも今度は 常にガソリンを8割以上にしていて この結果は、納得できないですね〜。
純正部品の欠陥ではないかと 疑いたくなります。
ちなみに前回の作業時にタンク内に汚れがないか、確認済みですし、入れるガソリンスタンドも変更しています。
純正部品が信頼できないとなると、どうしたら良いのか?
「昨日 リアからセミの鳴き声に似た異音がした・・今日は治ってしまった」とのこと。 リフトアップしてアイドリングで確認するも、全く異常なし。 20分ほど そのままにしていると症状再現。
セミの声の元は、燃料ポンプ(外側)から。
症状が再現されているうちに すばやく診断。 次に確認する所は、燃料ポンプ(タンク内のリフトポンプ)。
荷室内のサービスホールを開けて、リフトポンプの音を確認しますが・・・あれ?音がしないような。
すかさずカブラーを抜き挿ししてみると変化なし、やっぱり動いていない。次にテスターでカプラー電源をみると12.3ボルトですから、こちらはOK。
では、ポンプの導通は・・・なし。
どうやらポンプ本体が死んでいるようです。
SSTを使用してタンクからポンプASSYを取り出してみると(写真1枚目)、ポンプ上側のゴム製ジョイントがドロドロになっていています。
私の想像では、ここのゴムが溶けて穴があき、ポンプがフル回転して故障したので、外側ポンプが異音を出したと思います。
前回の7/24の時は、この状態が続いて外側ポンプも故障したのではないかと考えられます。
ここで納得いかないのは、タンク内のポンプとジョイントは、前回交換済み。(もちろんVW純正部品)
そして前々回も7/24から数ヶ月前に交換していたので、7/24の時はVGJにてクレーム処理していただいていたのですが、また壊れるとは?
しかも 今度は約2ヶ月。
7/24の時は、ガソリンタンクが空に近い状態で ほとんど乗らない状態でしたから、気化したガスで異常に早くゴムが劣化した可能性もあり、ある程度納得できる感じがありました。でも今度は 常にガソリンを8割以上にしていて この結果は、納得できないですね〜。
純正部品の欠陥ではないかと 疑いたくなります。
ちなみに前回の作業時にタンク内に汚れがないか、確認済みですし、入れるガソリンスタンドも変更しています。
純正部品が信頼できないとなると、どうしたら良いのか?