2017年08月

2017年08月31日

E30と993

BMW E30 の続き作業はヘッドライト光軸調整から。
この車両は元々室内より手動で調整ができる調整ダイヤルが付いておりますが、機能しておりません。
まあ、27年前の車ですから これはなかったことにしてと。
光軸テスターで測定しながら、調整していくのですが、この車両のボンネットは前ヒンジ。  よって調整時にはボンネットを開けて、測定時にはボンネットを閉めてと・・・・う〜ん やりにくいですね。

左右とも調整ネジ 一杯まで動かして なんとか終了。

写真1枚目 新調したBMW純正オプションアルミ。

かわって写真3枚目は、ポルシェ993カレラ ティプトロ バッテリー上がりで積載車にて昨日入庫いただきました。
バッテリーのCCA値を測定しようとしましたが、内部セルが1箇所壊れており測定不能。  電圧は8ボルト。

「バッテリーは2年前に交換済みでガレージ内で常に充電器が繋いだ状態だったのに・・・」 とのことです。
これは、オルタネーターが悪いのか、はたまた充電器が壊れたのか? 

とにかくバッテリーはダメなので新品に交換してから原因を探ることに。

本日バッテリーが入荷しましたので交換し、暗電流を測定すると とんでもない数値。
          これは 何処かで電気を大量に消費しています。 
ヒューズボックスから41本あるフューズの怪しそうなものから順番に抜き取れば判るよな と思い蓋の裏側を確認していると、あれ左ルームランプが点いています。 
昼間で廻りが明るく、またLEDに交換されているので、気がつきませんでした。

では このルームランプを消すとクランプメーターの数値は まともになりました。
                       簡単に解決できて 良かった〜。  

このあと 序でにエアコン リフレッシュ作業。  この車両は約4年前に当店で134aガスを800g充填しておりますが、今日抜けたのは588g。  ということは212g(27%)抜けてしまっていました。

規定量のガスを入れて 吹き出し口温度を測定すると11.7度と作業前に比べて2.3度下がりました。


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evooyaji at 19:15|PermalinkComments(0) BMW | ポルシェ

2017年08月30日

メーターギア 入荷

昨日発注したギア3個が入荷し、別ルートで発注した純正バルブ(メーター照明用)2個も入荷。
早速 交換作業開始。  どのギアもフニャフニャ、クタクタですからシャフトから簡単に抜けましたが、一番小さい12歯だけ中心に金属スリーブがあり、これが抜けずに残ってしまいました〜。
              これ どうやって抜いたらよいのか?  
しばらく考えて 手持ちの工具で一番小さいプーラーを使い ぎりぎりクランプできましたので、なんとか外せました。
ここさえクリアできれば あとは逆の手順で スイスイと。

シャフトへの差込具合でギアのかみ合わせを調整し 完成。
仕上げに メーター照明用のバルブ2個と この部分のオレンジカバーを清掃して 車両へ組み込み。

試運転で 無事に全てのメーターが動くのを確認。
              ふ〜無事に出来上がりました〜。   年数が経過した車両は いつも以上に気を使って とっても疲れます。        代わりの部品(新品部品)が無いものが多いですから・・・・。

試運転後は、用意してあった純正アルミホイールと新品タイヤに付け替えて 4ホイールアライメント測定、調整。
明日はヘッドライト光軸調整をして出来上がりの予定となりました。

このアルミホイールは当店に在庫があったE30 純正アルミ(オプション品)を塗装しました。  これでスチールホイール+フルホイールキャップからアップグレードしましたよ。 

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evooyaji at 12:04|PermalinkComments(0) BMW 

2017年08月29日

トリップとオド 動かない

1990年式BMW 325iA (E30)  「トリップメーターとオドメーターが時々しか動かない」 とのことで入庫いただきました。
これは このあたりの年式のBMW、MBで よくある不良。  メーター内のギアが破損しているに違いありません。
このE30では2種類の供給メーカーがありますが、現車確認すると この車両はVDO製。

こちらのVDOですと 修理に必要なギアのタイプが複数存在するためメーターをばらして 現品確認が必要なようです。
ということで メーターASSYを車両から外して、分解バラバラ。
何分 古い樹脂パーツですから とっても気を使いますね〜。  一歩間違うと割れてしまったり、砕けてしまったりしますし、分解すると他の部分が悪くなる(今まで動いていた部分が動かなくなるなど)ことも有るようですので、慎重に慎重に進めていきます。
沢山のタッピングビスを外しますが、全てのビスが元の位置に付けれるように それぞれの位置に置いておきます。   
また組み付け時には、各種端子部を めん棒に接点洗浄剤を付けて磨いてから、さらに接点復活材を塗布して組み付けていきます。

写真2枚目 目的の3個のギアが見えました。   一番小さい12歯ギアが欠けています。
この状態で 動く時があったのは、車体の振動で動いていたのか?
             欠けていない部分も ギアの形は なんとか残っていますが、磨り減ってしまったのか 次の(隣の)ギアに届いていない(かみ合っていない)状態ですからね〜。


また 他の2個は形があるもののフニャフニャです。  経年劣化により こんなに柔らかくなるものなのか と思うほど柔らかくなっています。  ノギスで外径を測る際も潰れてしまって なかなか測れないほどなんです。

何はともあれ、3個のギアの径と歯数を測定し、即発注。
3個とも在庫あり で翌日には入荷予定となりましたので、ほっと一息。

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evooyaji at 11:01|PermalinkComments(0) BMW 

2017年08月28日

2017年8月 定休日、臨時休業日

8月は 通常どおり 第一日曜日と毎週月曜日 に加えて 臨時休業日をいただきます。

6(日)、7(月)、14(月)〜17(木)、21(月)、28(月) が休業となります、よろしく お願いいたします。

              14(月)〜17(木) が夏季臨時休業となります。


evooyaji at 09:34|PermalinkComments(0)

2017年08月27日

ルポ エアコンリフレッシュ 2台

昨日、今日と2台連続でVWルポGTI エアコンリフレッシュです。   しかも 2台とも 同じシルバー。

1台目は 4ホイールアライメント測定、調整のついでに、施工いただきました。 
回収した134aガスは364g と基準の550gに対して44%少ない状態。
吹き出し口温度は、11.6度から10.1度と1.5度ダウンできました。

2台目は、エンジンオイル交換と同時に施工していただきました。
回収した134aガスは417g と基準の550gに対して24%少ない状態。
吹き出し口温度は、12.1度から11.3度と0.8度ダウンできました。

どちらの車両も 有る程度年数がたっていますから このリフレッシュ作業でコンプレッサーの負荷が減り、延命できますね。

年数が経過した車両はもちろんですが、新車でも ガス量が少ないのが ほとんどですから、一度 このエアコンリフレッシュ作業を おすすめいたします。


evooyaji at 16:36|PermalinkComments(0) ルポ 

2017年08月26日

ゴルフ メンテ

2011年式VWゴルフ バリアント 今回はエンジンオイル、点火プラグ、エアクリーナー交換です。
まずはエンジンオイルから。  前回交換時にオイルフィルターを交換していただきましたので、今回はオイルのみです。
点火プラグは2年前に交換歴がありますが6万キロ走行しましたので交換。電極の減り具合を見ると よいタイミングでした。
今回も 社外品プラグ(NGK製)を海外から取り寄せました〜。 これで純正品(NGK製)に対して質を下げることなく コストダウン成功。

エアクリーナーも社外品を選択していただきました。   もちろん写真上側が新品、下側が外したものです。

この車両も17万キロを超えましたが、まめにメンテナンスをされていますので、良い状態を維持できていますね。

        次のメニューはダンパー(ショックアブソーバー)のリフレッシュでしょうか。

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evooyaji at 16:24|PermalinkComments(0) ゴルフ6、シロッコ 

2017年08月24日

シャトーブリアン

久しぶりに瀬戸市にありますステーキ屋さん 素敵倶楽部ノーサイドへ行ってきました。
前回から1年以上たっていますね〜。    このところ 先立つものがなくて・・・

メニューは いつもの飛騨牛A5 シャトーブリアンのコースで。
そして私の わがままで一人ずつの切り分けではなく 大きな塊のまま焼いてもらいます。
この焼き方の方が 美味しく焼けると思います。        (焼くのに時間がかかってしまいますが)

写真1枚目 焼き始め、まだ生です(2個で750g)  この写真を撮っていると シェフから 「浅野さん、焼きあがったところの方が美味しく見えますよ」 とアドバイスいただき、
写真2枚目を撮影。
ここから先は、食べるのに夢中で撮影なし。
野菜サラダ、スープ、焼き野菜、ガーリックピラフ、シャーベットと続きますが。

                    今日も お腹一杯 おいしく頂きました。

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evooyaji at 12:54|PermalinkComments(0) これは おいし〜い〜 

2017年08月23日

A4 オイル警告灯 消えない

4ヶ月ほど前のことですが、2012年式アウディA4オールロード(8K)の お客様から「オイルが減ったようだから補充してほしい」 と ご来店いただき 補充するも チェックランプ(オイル警告灯)は消灯しません。

この車両は 昔ながらのオイルレベルゲージは付いておらず、オイルパンにあるセンサーで量を計りMMIに表示するシステムです。
でも当店では 専用のレベルゲージ を用意しておりますので、これで規定の量まで入れているにも関わらず 警告灯が消えないのです。
                       これは何かが 壊れているようです。 
ここで、専用テスターを接続してチェックすると、「オイルレベルゲージセンダー不良」と出ていました。

これは VW、アウディで時々ある センサー不良ですね。
このセンサーを換えるにはエンジンオイルを抜かないといけません。
よって 次回オイル交換まで そのままにして、オイルとセンサーを同時に交換することに。

2ヶ月ぐらい経過し、そろそろ 予定の距離となりましたので、作業開始。
交換は いたって簡単ですから、即終了。  
エンジン始動し、オイルを温めてから量のチェック。  

ところが チェックランプは消えません。   あれ〜こんなこと 今までないのに〜。
専用テスターで再度チェック。   今度はセンダー不良は出ていません、ということは、センサー部分は治ったと考えてよいはずですが、では なぜ チェックランプが消えないのか?

アウディ純正部品を使って交換しましたが、何か新品センサーに悪いところがあるのか?   純正品ですから その確立は低いです。
整備書の配線図(Elsa)を開き このセンサーなどの配線を辿っていると 近くに記載のあったセンサーを発見。
これ 怪しそうです。     試しに擬似的に信号をいれてみると 
              正しいオイル量が表示されて もちろんチェックランプも消灯。

一瞬何が何だか判らなくなりましたが、判ってしまえば簡単なことでした。
オイルパンのレベルセンサー、そして もう一つのセンサーと2箇所の不良があったということ。

                  すっきり解決できて よかった〜。

   

evooyaji at 13:59|PermalinkComments(0) A4 

2017年08月22日

ラングラー アライメント

当店では珍しいアメリカ車 2015年式ジープ ラングラーの4ホイールアライメント測定調整です。
「ステアリングセンターの狂いがある」 とのことで入庫いただき、測定前にメカニックが試運転すると 
「これは とんでもなく狂っています〜」 とのこと。
早速 テスターをセットし 測定すると スラスト角 34分、フロント トータルトゥ12.7ミリ    
     う〜ん これでは ステアリングセンターが狂っていても仕方が無い数値ですね。

この車両は前後ともホーシング+コイルスプリングのサス形式ですが、幸いにして この車両は社外品の調整アームが付いていますので、なんとか これで調整して、スラスト角 02分になり一安心。

ところが ここから さらなる困難が待ち構えておりました〜。
フロント トゥ調整ですが、ボールナット式で いつも やり慣れているラックアンドピニオンのようにはいきません。

またタイヤもマッドテレーンですから、素直に真っ直ぐ走ってくれないんです。

           なんだかんだで悪戦苦闘し5時間近くかかって終了。 

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evooyaji at 18:44|PermalinkComments(0) ホイールアライメント | 輸入車

2017年08月20日

またまたオーリンズ特注品を

2013年式アウディA5 SB Sライン 2ヶ月ほど前にバッテリー交換等をしていただいた際にサスペンションの相談を受けましたが、ちょうどアウディS3のオーリンズ特注ダンパーを取り付けて すぐの時期でした。

「A5も 同じようにオーリンズで特注できると思いますよ・・・」とアナウンスさせていただくと、即答で 価格と納期を調べて連絡を・・・と話が進み、オーリンズさんと打ち合わせ開始。

ところがオーリンズさんから「A5での製作実績なし なので、出来るかどうか(製作可能かどうか)純正ダンパーを送ってからでないと返答できない」 とのことでした。
私は すかさずA4(8K)も製作実績がないですか?と質問すると 「A4(8K)は1台だけあります」とのこと。

ならば、「同じですから 出来ますね」 と話は進んでいきます。

当初はスプリングも社外品にしローダウンも考えてみえましたが、どれも お客様の希望よりも下がり過ぎるため断念。
ノーマルスプリングを再使用することとなりました。
なので、いわゆる純正形状のダンパー(ショックアブソーバー)を製作するための 各種寸法取りを行い、簡単なメモ(マンガ) (フリーハンドの図面まで いかないもの)を私が作って FAXでやりとり。

途中で私から「これフロントのみCリング式の車高調整式にすると どれぐらい金額がアップしますか?」と尋ねると、数日後に返ってきた返答が 案外安いものでした。
これは いけると お客様に連絡すると このCリング式で進めることとなりました。

ここからCリングの溝を どの位置に何本掘るかを考えるのが私の仕事。  今までのデータ等から 数日間考えて決定。
       ここまで1ヶ月ほど検討を繰り返して、あとは製作順番待ち。 

納期予定は 8月末から9月初旬 でしたが、随分早く出来上がりましたので、本日取り付けとなりました。

リアの車高は、マル秘の作戦で10ミリダウンを狙い、このリアに合わせるようにフロントのCリング位置を探ります。

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evooyaji at 18:20|PermalinkComments(0) A5 | サスペンション