993 フューエルリッド同じ車種で同じ色

2012年09月21日

993 エバポレーターが

昨日のポルシェ993ですが、エアコンが効かない状態。  今年の春にガスが足らない状態だったので 補充して、次に漏れた場合は 不良箇所がすぐに発見できるよう、蛍光剤もいっしょに注入しておきました。

数ヶ月後に また効かなくなり、やはりガスが少ない状態。  この時、蛍光剤が漏れ出ているところを 紫外線ライトを使い、探したのですが見つかりませんでした。
これは 993でよくある エバポレーターではないか? と予想しましたが、できることなら 私の予想が外れてほしいと思っていました。
なぜなら、エバポレーター交換は、大変な作業なんですよ〜。

今回は、蛍光剤が発見できるかも?と 再度 探してみると 写真1枚目のとおり、みごとに 排水口から緑に光るものを発見。          これで、エバポレーター不良 決定です。

交換作業で入庫する時は、ガソリンが少ない状態で入庫いただけるよう オーナー様に お伝えしました。
(ガソリンタンクを脱着するため)
              これは、気合を入れて 作業しなければなりませんね。

写真2枚目は、少し前の作業で、当店の働く車、兼代車のスバル サンバー。
発進時にベルト鳴きのような や〜な音  「キィー」「ギュィー」と耳を塞ぎたくなる音が出始めました。
特にエアコンを付けているときに よく出るようです。

しばらくは 忙しさを理由に そのまま 見ないふりをしていましたが、 あまりに酷くなったので、確認してみると エアコンコンプレッサーのマグネットクラッチ周辺がサビで汚れていました。  通常では考えられない ぐらいです。

これなら マグネットクラッチ不良で間違いないだろうと、簡単に点検終了。 
これが 後ほど とんでもないことになるとは・・・。

部品商にマグネットクラッチを発注すると、単品設定なしで、コンプレッサーASSYで11万○千円と。
これはたまらず、社外リビルト品を探してもらい、手配。
入荷したので、スバル純正レシーバードライヤーとともに交換すると、
な、なんと  結果は、治っていない。
少しは、改善されたのですが・・・。

残るは、オルタネーターしかない と気をとりなおし、ベルトを外して、手でオルタネーターを回してみても、いたってスムーズに回り、異音もなし。  
ここで、??となってしまいましたが、考えられるのは、ベルトを張って テンションが掛かると前後のオルタネーターベアリングに力がかかって 異音が出るのではないか?と推測。

オルタネーターもリビルト品を発注。  
交換すると、ふ〜ぅ、ようやく完治いたしました。 
遠回りしてしまいましたが、完成です。  

しっかりと最初に点検診断しなかったのが いけませんでしたが、はたして 時間を掛けて点検しても 「コンプレッシャーとオルタネーターの両方が悪い」と判断できたかの?

現時点での私では、結果は同じだったかもしれません。

                まだまだ、修行が足りません。  日々勉強ですね。

9月23日 日曜日は臨時休業となります。  よろしく お願いいたします。

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evooyaji at 21:13│Comments(0)TrackBack(0) ポルシェ | 日本車

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