991ターボ 追加でジムニーとシロッコ

2021年08月18日

ジムニー始動不良

2108182平成8年式スズキ ジムニー JA22W 温間時のみエンジン始動不良 ということで、ご入庫いただきました。 電話予約時に「スズキのディーラーさんやジムニー専門店で診てもらったが 原因不明だった」 とのこと。
そんな手ごわいものが当店で解るのか?  自信はありませんが みてみます 。 ということで簡単に引き受けたものの、走行距離21万キロですから・・・。

ボネットを開けると強烈なガソリン臭があり、慌てました〜。
チャコールキャニスターのホースにビニールテープ(赤と白)が巻いてありますから、ここが怪しい。

鼻でクンクンしても、エンジンルーム全体がガソリン臭で判断できず。 ならばと、排ガステスターのプローブで確認していくと、ばっちりHC値が跳ね上がるところを発見。(写真2枚目)

やはりテープが巻かれているところですね。
この車両はリフトアップされているので、このホースがピンピンに張った状態になってしまっております。 よって 今度は純正の長さよりも長いホースが必要です。
純正品番から内径を調べようと検索していると、必要な長さ420ミリ、供給パーツは600ミリとなっておりました。
これスズキさんが気を利かせて、リフトアップした車両用にも使えるよう考えられているのか?

次はアイドリングがタコメーターで1500回転、点火コイルテスターでの測定で1450回転ぐらい。
このエンジンの基準値は950回転ですから、ここにも問題あり。

プラグコードは2本がウルトラ製で、1本が純正。抵抗値を測ると2本は2KΩぐらいで揃っていますが、1本は6.65KΩと こちらも問題あり。 またウルトラ製の1本は写真3枚目のとおり、先がボロボロです。

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evooyaji at 13:47│Comments(0) 日本車 

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