2023年08月18日
GTV エアコンリフレッシュ
1997年式アルファロメオGTV 3.0 4ホイールアライメント測定、調整、エアコンリフレッシュで ご入庫いただきました。
いつものようにメカニックによる試運転をしてから、アライメント測定作業となります。
この車両はディーラーさんにて整備が終了して、最後の仕上げに 当店でアライメントを・・・との流れでしたから そのまま測定し、いざ調整作業の段階で写真2枚目、3枚目の不具合を発見。
至急お客様に連絡し、本日のアライメント作業は中止となりました。
写真2枚目 リアロワアームのボールジョイントブーツが左右とも1ヶ所ずつ破れております。
特に右が酷くて、ブーツの2/3が無い状態(脱落している)
写真3枚目 フロントドライブシャフトインナーブーツが左右ともひびひびです。 今にも破れそうです。
これらを修理してから再入庫いただくこととなりました。
一方 エアコンリフレッシュ作業は予定どおり進めます。
まずは作業前の吹き出し口温度測定からスタート。 測定結果は35.5℃(工場内温度36.6℃)と 殆ど効いていない(冷えていない)です。 コンプレッサーのマグネットクラッチは繋がっているので、ガスはカラということは無いです。
抜き取った(回収した)ガス量は192g (規定量650g) 20分間の真空引きまでは、順調に進みましたが、圧力保持テストで「漏れ有り」と警告が出てしまいました。
この場では どうしようもないので、新油のコンプレッサーオイル充填、134aガス充填。
吹き出し口温度は18.7℃ もう少し冷えてくれると良いのですが、作業前と比べれば 劇的に改善しております。
でも このままでは またガスが漏れて、悪化するのが確定しておりますので、
再度お客様と相談し、漏れ止め剤を注入することとなりました。(写真4枚目)
納車時にお客様から「履歴を調べたら3年前に真空引き後にガスを600g入れていた」と伺いました。
ということは約3年で408gも抜けてしまったことになります。(3年で75g以内なら正常の範囲内です)
いつものようにメカニックによる試運転をしてから、アライメント測定作業となります。
この車両はディーラーさんにて整備が終了して、最後の仕上げに 当店でアライメントを・・・との流れでしたから そのまま測定し、いざ調整作業の段階で写真2枚目、3枚目の不具合を発見。
至急お客様に連絡し、本日のアライメント作業は中止となりました。
写真2枚目 リアロワアームのボールジョイントブーツが左右とも1ヶ所ずつ破れております。
特に右が酷くて、ブーツの2/3が無い状態(脱落している)
写真3枚目 フロントドライブシャフトインナーブーツが左右ともひびひびです。 今にも破れそうです。
これらを修理してから再入庫いただくこととなりました。
一方 エアコンリフレッシュ作業は予定どおり進めます。
まずは作業前の吹き出し口温度測定からスタート。 測定結果は35.5℃(工場内温度36.6℃)と 殆ど効いていない(冷えていない)です。 コンプレッサーのマグネットクラッチは繋がっているので、ガスはカラということは無いです。
抜き取った(回収した)ガス量は192g (規定量650g) 20分間の真空引きまでは、順調に進みましたが、圧力保持テストで「漏れ有り」と警告が出てしまいました。
この場では どうしようもないので、新油のコンプレッサーオイル充填、134aガス充填。
吹き出し口温度は18.7℃ もう少し冷えてくれると良いのですが、作業前と比べれば 劇的に改善しております。
でも このままでは またガスが漏れて、悪化するのが確定しておりますので、
再度お客様と相談し、漏れ止め剤を注入することとなりました。(写真4枚目)
納車時にお客様から「履歴を調べたら3年前に真空引き後にガスを600g入れていた」と伺いました。
ということは約3年で408gも抜けてしまったことになります。(3年で75g以内なら正常の範囲内です)
evooyaji at 13:09│Comments(0)│
│アルファロメオ