2024年07月06日
ルポ リアダンパーと 2

左右のドアともに開閉時に異音があり。 右側(運転席側)からスタート。
ルポの場合は内張りが上下に分かれているため、チェックロッド交換では下側のみ外せばOKです。
写真1枚目 内張りは外して、メカニックがびっくり仰天。 インナーライナーが中央から切り裂かれており、ガムテープで補修されているのですが、ほとんど接着されておらず、雨水が入りたい放題の状態。 この部分がビリビリに破れて、補修されていることは、よくあることですが、中央から真っ二つに切り裂くとは・・・・。
本題のパーツ交換よりも、こちらが大問題で・・・どうしたら良いものか?
チェックロッドを交換、しばらく考えることにして、そのまま左側(助手席側)を交換することに。
写真2枚目 左側内張りを外すと、見慣れない透明なインナーライナーが出てきました。(でも これがブラックシールで接着されており、全く くっついていない。本来はブチルテープで付けるものです)右下に純正品番も付いており 読み取ると、インナーライナーの品番とは全く違う品番。 ここのパーツは随分前に(10年ぐらい前?)に生産中止となっておりますが、私が知らないだけで隠し品番が存在するのか?と思いながら、読み取った品番をパーツリストで検索すると、ウィンドリフターに たどり着きました(笑)
問題は ここからでして、ブラックシールとドア金属部がしっかり付いているのですが、リフターの袋にブラックシールは全く付いていない。(接着できない素材) このブラックシールの上からブチルテープは付かない。
これ、どうしたら良いの? 大量に塗られたブラックシールを全部綺麗に剥がすには 途方もない時間が必要です。
左側は一旦保留。 右側に移り、この切り裂いた犯人はウインドリフター交換したと思われるので、そこから想像すると上側も同じようなことになっているのではないか?と。 見積もりにはありませんが、上側の内張りを外してみることに。(写真3枚目)
結果は予想のとおり。 切り裂かれておりました。
しかもクリップが2ヶ所付いていないし、クリップの土台が内張りから剥がれてしまっているのが6ヶ所ほど。 この土台が内張りから剥がれているのはルポでは定番ですが・・・。
メカニックがこの土台部分を接着している間に、私はクリップの品番検索。
メカニックからはクリップ2種類を各1個必要 といわれておりますが、パーツリストでは1種類しか出てきません。 どれだけ探しても無い。
私が困っているとメカニックが「この車のドア、通常では絶対にキズが付かないところがキズキズです」とつぶやきました。
この一言で私は閃きました〜。 これ中古のドアに替わっており、車台番号の年式とは違う年式のものが付いているんだな と。
ここまで判れば、あとはパーツリストの年式を変えて、検索すればOK。
すぐに目的のクリップ品番を見つけることが出来ました。
品番検索後に当店在庫があるか調べると、各1個のみ在庫有り。 ということで、右側を完成させることができました。
続いて左側も上側の内張りを外して、確認。
こちらもクリップ各1個必要となりましたので、発注しようとすると片方のクリップが生産中止と。
う〜ん、先ほど使ったクリップ(写真6枚目)は超貴重品だったんですね。
また悩みます。





evooyaji at 09:43│Comments(0)│
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