2025年01月29日
8N TT チェックランプ点灯

約2ヶ月前に EPCランプが点灯し、ブレーキランプスイッチを交換した車両ですが、今回は別の個所のようです。 診断機を接続しフォルトチェックしてみると01エンジンECUに1件あり。19537 P3018 エンジン温度が低すぎる でした。
すぐさま診断機で測定値読み取りにて温度を確認すると車両の水温計温度と診断機で読み取った温度が ほぼ同じで正常。 これは低い温度(始動時)だけ悪いのか?と思いましたが そのまま しばらく接続したままモニターしていると 突然マイナス20度から30度ぐらいに数値が飛びました。(ECUに入力される側のみ異常)(このセンサーは1個で2チャンネルの出力があります)
これでは 明らかに異常な数値ですね。 ここから水温センサーが悪いのか?ECUが悪いのか?切り分ける必要がありますが、この3.2エンジンの水温センサーは簡単にアクセスできない所に付いていますので、困りました。 4気筒車であれば、水温センサーの抵抗値を見れば、手持ちの整備書の温度特性表にて温度が判るんですが・・・。
まあ 当てずっぽうで水温センサーを交換してみることに。 (ECUはすでに生産中止ですから・・・)
水温センサーは純正品も社外品(OEM品)もありましたので、今回は社外品をおすすめ。 ただしOリングは社外品付属のものは使わず、純正品を別途用意。 これには 訳があります。
パーツが揃いましたので再度ご入庫いただき、作業スタート。
ところが 開始早々(エンジンアンダーカバーを外したら)ラジエーター本体の左右からLLC漏れを発見。 (写真1枚目、2枚目)明らかにピンク色のLLC 雫はありませんが、固まって(乾燥)もいないので それなりの量が出ています。 すぐにメインラジエーターの品番検索(この車両は左側にサブラジエーターも付いています)して在庫確認すると純正品 生産中止。 社外品も無し。
今日の作業個所とは違いますので、とりあえず作業を進めることに。
LLCはドレーンが付いている車両ですから、ここから抜き取って保管。 エアクリーナーボックス等を外して、センサー交換。 LLCを戻して、診断機でモニターしながら温めていきます。
温まったら モニターしながら試運転。 この部分は完治しました。
ラジエーターをどうするのか? とりあえず漏れ止め剤を注入して様子を見ることとなりました。

evooyaji at 13:18│Comments(0)│
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