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2025年03月28日

シロッコ チェックランプ点灯

25032812010年式 VW シロッコ 2.0T 「エンジンチェックランプが点灯し、エンジン不調」とのことで、任意保険のレッカーサービスを利用して、積載車にて ご入庫。
診断機を接続し、エンジンECUのフォルトチェックをすると「1番と4番ミスファイアー」とログが残っておりました。 では、当店にあるテスト用点火コイルに交換して、コイルなのかプラグなのか、もしくは両方なのかの判断をするため点火コイルカプラーを外そうとするも、1番と4番のカプラーのロック部が折れて、付いていない状態でした。  これでは、引っ張るだけでカプラーが抜けてしまいます。

この2個のカプラーは 後程交換することにして、まずはチェックを進めることに。 ところが1番は完全に折れているものの、4番は一部だけ折れており、ロックが掛かっていました。 これは困りました、カプラーのロックを解除する部分は無いが、ロックはかかっている状態。  このカプラーを時間を掛け、苦労して抜き取りました。
2番、3番は普通に抜き取り。  しかし、この2個は内部がポッキリ折れておりました。

ということで、カプラーを4個手配。 う〜ん、これってVWのカプラーの外し方が判っていない人が触って、ロックのツメを折ってしまったのでしょう。  これと同じことが 良くありますが、折れてしまったら、カプラー交換しておくのが・・・以下自粛。

何はともあれ、テスト用点火コイルを1番と4番に取り付けてみると、ブルブル震えていたエンジンは、ぴたっりと安定し、エラーもなくなりました。 プラグは目視でOKとして、再使用することとしました。
その他 気になる部分があったので、エンジンオイル系の各センサーのカプラーを外していくとインパルスセンサーのカプラーに大量のオイルが付着しておりました。 これは恐ろしいことが起こっております。 毛細管現象でメインハーネス内にエンジンオイルが回ってしまっております。
これ以上酷くならないようにセンサーを交換することにします。

写真1枚目 手前がロックするツメが無くなった1番の点火コイルカプラー

写真2枚目 オイル漏れしているインパルスセンサーのカプラー部。

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evooyaji at 18:33│Comments(0) ゴルフ6、シロッコ 

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