サスペンション

2019年03月28日

アバルト124 異音

以前ビルシュタイン車高調整B16を取り付けさせていただいたアバルト124スパイダー
「右前から異音がする」ということで入庫いただきました。
まずボルト、ナットに緩みがないか確認すると、ストラットタワーバー固定ナット3箇所で若干ゆるい所有り。 このストラットタワーバーの取り付け穴は楕円の長穴になっており、ナットの当たり面が少ないのです。 これを対策すべく、内径10ミリで外形は2種類のワッシャーを用意し、挟み込みました。 本来は外形の大きい方のワッシャーを6箇所全部に使いたいところですが、2箇所は他の部位(溶接ビード)と干渉してしまうので、一回り外形の小さいワッシャーを使用。

写真1枚目で当たり面が少ないのが確認できます。 

写真2枚目、3枚目 ワッシャーを挟みましたので、今度は綺麗に面接触。

この部分は、初めに取り付けた時に 注意深く見ておくべきでした。

次にアッパーAアームにストレスがかかっている状態(車高調整キットを付けて1年近く経過し、取り付けた時から少しずつ車高が下がったため)でしたので、再度1G状態でナットを緩めてストレスを抜き、異音は消えました。

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2019年03月23日

ルポGTI 特注ダンパー

いつも入庫いただいているVWルポGTIの お客様からダンパー(ショックアブソーバー)交換依頼をいただきました。   現状はダンパーもスプリングともVW純正で、走行距離19万キロ。

さすがに これだけ距離が伸びると、前後ダンパーの減衰力は失われて、前後ともバンプラバーがボロボロになっています。
お客様のご希望は、{車高を下げたくないが、サスペンションはリフレッシュしたい}
この ご要望に沿うためにはスプリングは再使用し、ダンパーのみ交換することに。
ところが、ルポGTI用のフロントダンパーが見つからない・・・・。
2年ほど前には 当店で別の車両にKONI スポーツの取り付け実績がありますが、これも すでに廃盤。
ビルシュタインのB6 も すでに廃盤。  一方B8(ショートダンパー)は設定有りなんですが、これは純正スプリングとの組み合わせはできません。
他のメーカーも調べますが、見つからず。   車高調整キットであれば、数社から設定有りなんですが。

既製品が無いのなら、特注対応で考え直すことに変更しエナペタルさんと打ち合わせ開始。

   ―秬汽好肇薀奪肇院璽垢魏湛(ここが最大の難関)し、ビルシュタイン倒立カートリッジを入れる方法。

   ⊇秬汽好肇薀奪肇院璽垢らロワスプリングシートと下側ブラケットを切り取り、ビルシュタインに溶接する方法。

この2パターンで,離瓮螢奪箸蓮▲函璽織襯灰好箸魏,気┐襪海箸できること。 デメリットは、減衰調整は付かないこと。  △離妊瓮螢奪箸廊,鉾罎戮謄灰好箸かかること。  メリットは さらにコストをかければ、減衰力の調整を付けることもできること。

今回は,鯀択し、製作開始。    当店には こういった時に使えるVW純正ダンパー(中古品)が何種類かはストックしてありますから、これを使って予め製作できるんです。  現車へ取り付け時に外したものを下取りし、また次の方に使う といったように回しています。
これにより 車両が動かない(使えない)時間をなくしております。
                  今回の場合ですと発注から出来上がりまで約1ヶ月かかりましたから。

純正ストラットケースの加工は見事に上手くいき、出来上がりました。   塗装については、シルバー、黄色、ブルー、黒の4色から選択可能です。
今回、リアは既製品の設定があり、これを使いますので、フロントの色は黄色で前後合わせることとなりました。

写真1枚目 作業途中のフロント。  写真には写っていませんが、その他のブッシュはいくつか交換。

写真2枚目 交換後のリア。 

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2019年02月05日

オーリンズ特注品 製造中止

本日、オーリンズから電話連絡があり、「今月2月末日をもって オーリンズ特注ダンパーの受付を終了します」
と。   本国スウェーデン本社との契約上の問題のようです。話し合いは続けるとのことですが、今後いつ再開できるのか?  今のところ全くの未定とのことです。

ただし今まで製作した特注品についてはオーバーホール等、今までどおり対応していただけるとのことです。

           私のお気に入りダンパーなんですが 残念です。

一刻も早く再開されることを願うばかりです。



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2018年12月14日

C63S KW スプリング

18121412015年式AMG C63S セダン KW(カーベー) HAS (ハイトアジャスタブルスプリング)の取り付けで ご入庫いただきました。
このキットは、フロント純正ダンパーのスプリング ロワシートを外して、ここにKWの商品を被せて、ネジ式車高調整に変身させるキットです。
リアについては、元々ダンパーとスプリングが別々に付いておりますから、短いスプリングにネジ部を乗せて取り付けることにより、車高調整となります。

写真1枚目 KW HAS キット このC63S、C63用で3種類設定されており、セダン、クーペ、ワゴン用に分かれているとのこと。    それぞれ 前後荷重が違いますから、繊細なセッティングがされているのか。

お客様の ご希望は、「ノーマルの乗り心地が極端に悪いので、とにかく柔らかくしたい。 車高は出来るだけ下げたくない、今の車高で十分低いので・・・」 とのこと。

では、メーカー推奨範囲で一番上げた状態が20ミリダウン(カタログ値)となっておりますので、ネジ位置を設定内の一番上にして組み込み。
6時間かかって作業し、車高を測定するとリアはノーマルと同じ、フロントは40ミリほどダウンしてフェンダーがタイヤに被っている状態。   これでは、まともに走れないので、ここからフロントの調整を繰り返し、純正比16ミリダウンとなりました。
メーカーさんの推奨範囲の一番下に調整したと仮定すると、60ミリ以上のダウンとなりそうです???

予定では、6時間ぐらいで完了するだろう と始めましたが、結局8時間ほどかかりました〜。

写真2枚目 用意したMB純正 再使用不可ナット。

写真3枚目 フロント取り付け後。

写真4枚目 リア取り付け後。

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2018年12月13日

TT-RS 車高調整

2010年式アウディTT-RS  4年ほど前に取り付けていただいたH&Rのスプリングですが、経年劣化等により車高が かなり下がり、磨耗した状態の夏用タイヤでも 前後とも頻繁に擦ってしまうようになってしまいました。
(ショックアブソーバーについては、すでにアウディ純正品を3セット目ですから、きっちり定期交換されている車両です)
リアに関しては すでに数年前にゴム製のスプリングスペーサーを挟んでおりましたが、こちらも潰れたことも起因しております。
ここで 前後ともに対策することとなり、本日作業。
写真1枚目 用意したパーツ。 今回のポイントは、リアの樹脂製スプリングスペーサー(写真左下)ですね。  もちろん専用品ですから、ぴったりフィットで 劣化して潰れることもありません。 

一方フロントは、アッパーマウント、ベアリング等をアウディ純正品に交換し、今までのリアと同じようにゴム製スプリングスペーサーをプラス。

これにてフロント約11ミリ、リア約15.5ミリアップすることができました〜。
残るは1ヶ月後に4ホイールアライメント測定、調整をして出来上がり。  はれて 春には夏タイヤの20インチを新調できる準備が整います。

写真2枚目 リアスプリング上部に樹脂製スペーサーが乗りました。

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2018年11月15日

ジャスト 1ヶ月で

1811151ポルシェ ボクスター986 日本国内に在庫が無いパーツを本国オーダー(ドイツには在庫有り)しておりましたところ、ジャスト1ヶ月後に当店入荷。 (写真1枚目)
早速ホイールセンターキャップから作業。  この車両は50台限定車のためホイールがボディ同色のスピードイエローなんです。  よって当然のごとくホイールセンターキャップも同色。
4本中の1個が写真2枚目の状態で・・・・、よくありますカラークレストが飛んでしまっております。
パーツリストで黄色のセンターキャップでカラークレストを探しましたが、そんな設定なし。
ならばカラークレストのみ移植することにして、何色かある設定内から一番価格が安いシルバーを選択しましたが、納期未定の回答でした。 では次に安いシルバーでオーダーしていたのです。(シルバー系は2色設定有り)
「頻繁に飛んでいくポルシェ ホイールセンターキャップのカラークレストですから、簡単に移植できるだろう」と思っていましたが、これが なかなかで・・・。
新品キャップから剥がすのは あっさり完了するも、古いキャップに残ったボンドを綺麗に取る作業は難儀でした。  木工用ノミを使い 地道に削り取りました〜。

1時間ほどで完成したのが 写真3枚目。  う〜ん ばっちりです。

その間にメカニックはリアトランクダンパー左右を交換し、リアサスペンションの交換開始。
用意したのは、写真4枚目のポルシェ純正パーツ多数と KONI スペシャルアクティブ (旧FSDと同等)

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2018年07月07日

KONI スペシャルアクティブ

2007年式VWゴルフ5 R32 サスペンション交換です。
今月発売の 新製品 コニー スペシャルアクティブを5月からバックオーダーいただいており、やっと入荷しましたので取り付け。  これでも 当初の納期よりも半月ほど早くなったのですが・・

写真1枚目のパーツを用意して作業開始。  このパーツ選びは、なかなか難しく このR32のリアパーツが随分前に生産中止となっており、他のグレード用を代替えするようになっているのですが、そのまま 素直に これを選ぶと イマイチなんです。
VW純正ダンパーなら よいですが、ストローク確保 が重要となる このスペシャルアクティブでは、もう一ひねり(隠し味?裏技?)が必要だと思います。
なので、パーツリストを見ながら 念入りに組み合わせを考えてから発注。

ところが、作業開始そうそうに 上手くいかない所が出てきて、急遽パーツの手配。 
           私のミスで お客様には、納車が半日遅れることとなってしまいました。

よく確認した つもりですが・・・・確認不足でした。

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2018年05月11日

124スパイダー B16

アバルト124スパイダー 以前にホイールを交換していただいた車両です。
今回はビルシュタイン B16 PSS10 を1ヶ月ほど前に ご注文いただきました〜。 ところがメーカーさんの在庫が切れており、バックオーダーに。
やっと入荷しましたので 早速取り付けです。

写真1枚目 用意しましたビルシュタインB16 フロントは倒立式となりますので、調整ダイヤルは下側です。

写真2枚目 リア 取り付け完成。 リアは上側で調整となりますので、トランク内から内張りを外してアクセスします。

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2018年05月01日

A4 クワトロ ダンパー交換

2003年式アウディA4 アバント クワトロ (B6) (8E) フロントアッパーアーム4本のブッシュが千切れていましたので交換することに。  またダンパーの同軸に付いているバンプラバーも砕けていますから、ついでにダンパー等も交換となりました。
アッパーアームはアウディ純正品をおすすす。  安価な社外品も多数ありますが、信頼性を優先してアウディ純正に。
一方ダンパーについては、社外品 ビルシュタインB4を選択。  

写真1枚目 用意したパーツ(写真は片側分ですがもちろん左右セットで用意)、スプリング上下に付くゴム製スプリングシートは社外品で、これは 当店でヨーロッパより取り寄せいたしました。 左右で2+2の4枚必要です。
アームと再使用不可のナット、ボルト類のみアウディ純正。  これら以外は社外品で用意。

写真2枚目 外したパーツ。 バンプラバーが砕けているのが判りますでしょうか。

写真3枚目 もうすぐ完成です。

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2018年03月07日

ティグアンにビルシュタイン

2013年式VWティグアンRライン 先月タイヤ交換させていただいた車両です。今日はサスペンション交換で ご入庫いただきました。
選んでいただいたのはビルシュタインB6 (ノーマルストローク ダンパー)でスプリングは再使用いたしますから、車高は 下げるも、上げるも なし。

合わせてゴム系部品、消耗品等のフロント用でアッパーマウント、ベアリング、 リア用で バンプラバー、アッパマウントを用意。 
いつものように再使用不可のナット類も もちろん用意しております。 (写真1枚目)

フロントのバンプラバーを用意していないのは、ビルシュタインがフロントのみ倒立式のためダンパー内にバンプラバーが内蔵されているので別途用意する必要がないからです。
ダストブーツ(VWではベロウズと呼びますが)は、予め現車確認させていただき、再使用することといたしました。

今回の部品選定にて 拘りは、リアバンプラバー、これ 色々なものを調べ、考えて 今よりも少し短いものを選びました。 純正ダンパー(ショックアブソバー)は積極的にバンプラバーを使う考え方で設計されておりますが、一方ビルシュタインはバンプラバーに頼らない設計ですから・・・・。

純正のバンプラバーそのままの品番で新品を用意するよりも、もう1段階レベルアップを狙っております。

写真2枚目、3枚目で確認できますでしょうか。

             約1ヵ月後に4ホイールアライメント測定、調整をして完成ですね。

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