サスペンション
2025年02月01日
ノート ニスモ サスペンション

メインとなりますダンパーの選択で社外品各社の適合を調べると、車高調整式は多くのメーカーから発売されているのですが、今よりも車高が下がってしまうものばかり。 お客様はサードカーとしての使い方の為、今よりも車高が下がるのは具合が悪いですから、純正形状のダンパーを探すも、適合無し。
ということでニッサン純正品を使用することに。 ここから同時交換部品のアッパーマウント等も品番を調べて、メーカーに在庫確認してみると、リアダンパーが欠品中で納期未定とのこと。
ここから数日、さらに詳しく調べてもらうと「2月中頃に10本だけ入荷する予定。 今すぐバックオーダーすれば確保できそうです」とのことで、お客様に伝えると 即答でオーダーいただき、手配しました。
予定よりも随分早い 本日入荷。
写真1枚目 左リアダンパー。 上側が新品、下側が外したもの。 写真に写っていませんが、この後外した右ダンパーはオイル漏れが始まっておりました。
写真2枚目、3枚目 4個使っているリアブッシュですが、ぺっちゃんこに潰れて変形。 右が新品、左が外したものです。
写真4枚目、5枚目 フロントダンパー。 破れたダストブーツが確認できます。 アッパーマウントも かなり潰れておりました。




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2024年12月25日
C-HR サスペンション

ビルシュタイイでは車高調整キットのみ設定があったが、廃番となっておりました。(純正形状は設定なし)、ここから色々なメーカーで調べていくとカヤバ NEW SR MC が適合有り、メーカー在庫も3台分OK
あとはアッパーマウント、ベアリング、ダストブーツ、再使用不可ナットと序にスタビライザーリンクも用意。
この車両のフロントは 組みにくい構造ですね。 予め整備書をプリントアウトしてから作業にかかりましたので、よかったですが、資料がないと大変でしょう。
組みあがったところで(タイヤホイールを付ける前に)このブログ用写真を撮影するつもりでしたが、作業に没頭して撮り忘れ。 仕方が無いので リフトアップして下からの撮影となりました。(写真2枚目、3枚目)


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2024年07月16日
トゥインゴ サス

この修理のためパーツを用意するのですが、なんとルノー純正パーツ3点が国内在庫無し、本国在庫(フランス)も無し、納期未定と。
ここから社外品パーツを各メーカー調べたのですが、設定すら無し。
2週間ほど あ〜でもない、こ〜でもないと調べておりました。 ダメもとでスマート純正パーツを調べると2点国内在庫ありで、即入手。
残る もう1点は、どうしても入手できず、再使用することとしました。
それにしても本国では まだ現行車なのに純正パーツが無いなんて・・・・。
写真1枚目 苦労の末 入手したパーツ。 ビルシュタインB6も国内在庫無しでしたので、ドイツにバックオーダーしました。
写真2枚目 外した左前サスペンション。 ダストカバーはビリビリで 4分割? 5分割?
写真3枚目 スマート純正パーツで用意したバンプラバーと外したバンプラバーは全く同じ品番でした? それぞれのパーツリストでは別の品番だったのですが、流用できるであろうと取り寄せましたが、結果は 同じものでした。
写真4枚目 ビルシュタインが組みあがりました。



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2024年07月11日
8S TT-RS

写真1枚目の以前取付させていただいたリアリフトキットをもう一段階厚いものに交換していきます。
この車両はKWの車高調整キット バージョン3が付いておりますが、リアスプリングが へたって最低地上高が90ミリを切ってしまいましたので、より厚いものに交換し、車高を上げます。
写真2枚目 左が外したもの、右が今回用意したもの。
左右の車高に差がありましたので、合わせるように調整。 フロントは左右とも上げる方向で微調整。
続いてフュールフラップ コントロールエレメント交換。 前回「動かない」と入庫いただきましたが、入庫時は普通に動いており、シリコングリスを塗布して様子見としました。 ところが、「また動かなくなった」「緊急用のヒモを引っ張ったら千切れた」「開かないので無理やり開けたらロック部の樹脂が割れた」とのこと。 これは もう部品交換するしかありません。
私は簡単に交換できるであろう と安易に考えてスタートするも、悪戦苦闘。 ヤナセさんに技術サポートを依頼。 整備書をメールしていただき、解決。 この交換に数時間を要してしまいました。
本来の予定では、今日中に納車予定できたが、とても間に合わなくなり、お客様に無理をいって、もう1日預かり させていただくことに。


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2023年10月14日
ジャガー アーム交換

パーツを調べると両側のブッシュの内 このブッシュは単品設定がありますが、反対側のブッシュは単品設定無し。
よって、アルミ製アームASSYでの交換となります。
また両端の再使用不可ナットも忘れず 手配しました。
写真2枚目 1本目のアームが外れましたので、新旧並べて撮影。 一番上は このアームに付く樹脂製のエアーダクト(エアースポイラー)
写真3枚目 写真だと分かりにくいですが、ブッシュからオイルが漏れているのが確認できますでしょうか。
写真4枚目 新しいアームに樹脂製エアーダクトを付けようとするもネジが入らない? よく見るとネジ切り加工がされていない。 ということでタップでネジ切り中。
写真5枚目 最後に4ホイールアライメント測定、調整をして出来上がり〜。




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2023年10月12日
キャデラック サスペンション

ということで BCレーシング 車高調整キット に交換することとなりました。
まずは写真1枚目のリアからスタート。 ここで いきなり問題発生。
写真2枚目のとおり、ダンパー下側のステー寸法が純正よりも4ミリ幅が広い・・・。しかも 純正よりもステーの厚みが倍ほど厚い。
急遽 厚さ2ミリで内径14ミリのワッシャー4枚を探して問題解決。 ふ〜危ないところでした。
写真3枚目 左純正ダンパー、右BCレーシング
写真4枚目 リアスプリングの調整ネジ部に切り欠き加工をして、組み付け後の車高調整がスムーズにできるように改良。
写真5枚目 フロントは何も問題なく進み、その後、リアのマグネチックライドのキャンセラー取付で かなり苦労しました。 VW純正の端子付きハーネスの在庫があって 難を逃れられた感じです。
朝一番からメカニック2人がかりで作業し、丸1日で終了できず、明日に持ち越しとなりました。




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2023年07月26日
8N TT B4

この車両は約8年前に同じB4 ダンパー交換をさせていただいておりますが、28万キロを目前に、再度交換となりました。
写真1枚目 リアからスタート。
写真2枚目 リアスプリング下側に錆びが見られます。 これは そのままでは まずいので処理します。
写真3枚目 錆びをケレンし、洗浄、塗装と進めましたが、本題のリアダンパー交換よりも時間がかかりました〜。
写真4枚目 フロントアッパーマウント新旧。 12万キロも走ると、純正パーツでも これだけ潰れます。
写真5枚目 このブログで取り上げたことが無かった、専用工具です。
L型ソネットの頭部分に穴が空いており、ここから6角レンチを入れて、ダンパートップを固定しながら、ロックナットを締めこみます。




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2023年06月22日
A6Q 足回り

13品目25点のパーツの見積を提出。 奥様は車両入れ替え推奨、ご主人様は修理希望で数分ご検討いただき、修理することになりました。 (ロワアームの1本は国内在庫なし、ドイツ発注ですが・・)
いつものごとく約1ヶ月待ち の予定でしたが、待つこと2週間強ほどで入荷しましたので、再入庫いただき、作業開始。
用意したのは 写真1枚目のパーツ。再使用不可ナットも含めて 全てアウディ純正品です。
ロワアーム2本は、どちらも9万円オーバーと高価ですが走行距離15万キロを超えましたので仕方ないですね。
写真2枚目 ロワアーム前側、後側の新旧です。 これらのボールジョイント部がナックル(アルミ製)にテーパーで嵌っているのですが、これが固着していると、超難儀なことになります。 別の車両で数年前に困って、特殊な工具を購入しましたので、今回は工具のおかげで すんなりと外れてくれました。
写真3枚目 ロワアームブッシュが完全に千切れてしまい、エンジンメンバー(スチール製)と直接アルミアーム部が当たり、異音を出し、アルミアームが えぐられるように削れています。
写真4枚目、5枚目、6枚目 アッパーアームは2018年に正規ディーラーさんにて交換済み(もちろんアウディ純正品)でしたが・・・。その1年後の2019年に当店にて手直ししたもの。 この時4ヶ所のブッシュの内、1ヶ所がねじれた状態から戻らない とこのブログにも書いておりましたが、今回このブッシュが完全に千切れてしまいました。 この状態での走行が続き、もう1本のアッパーアームブッシュに負担がかかり、こちらも痛んでおりましたので、今回2ヶ所のブッシュのみプレス機で打ち換えしました。
写真6枚目 右ドライブシャフトブーツ内側は、真二つに千切れておりますので、交換。 シャフトASSYを外しますから、ついでに外側ブーツも同時交換します。
この車両はエアーサスペンション車ですから、金属スプリング車と比べると作業が何かと大変です。






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2023年02月23日
8W A4 リアダンパーが

左右の純正ダンパー、アッパーマウント、バンプラバー、再使用不可ナットなどの内容で見積。 予算の関係で「片側だけ交換できない?」と 問い合わせをいただきましたが、走行距離、年式等から考えて、それは おすすめできません。
なので、社外品KONIのアクティブで1台分交換する見積に変更。
ここからさらに、ご検討いただき KONIでリア左右だけやることに決定。
ダンパー以外は全てアウディ純正品ですが、なんと「バンプラバーの在庫が日本にもドイツにも無し、納期は未定」との回答があり、困った私は別の国から直輸入することに。
色々と調べていくと、アメリカには在庫が有りましたが、送料分だけ高くなってしまいます。
お客様と相談させていただき、この案でいくこととなりましたので、即オーダー。
しかし、アメリカの在庫が有る は当てにならなくて、オーダー後1週間ほどで「在庫無し」と連絡がある場合も多々あるので、心配。 また無事に届いても オーダーした品番と違うものが届くこともありますから、現品を確認するまで、ドキドキなんです。
今回は何も問題なく、入手できましたので、ラッキーでした。
写真1枚目 用意したパーツ。KONIダンパーが1本しか写っておりませんが、左右(2本)用意。
写真2枚目、3枚目 オイル漏れしていた右ダンパー。 反対側の左は漏れておりませんでした。
写真4枚目 完成。 この後、4ホイールアライメント測定、調整をして出来上がり〜。



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2022年09月01日
エレメント ダンパー交換

ダンパーメーカーに在庫確認をすると「在庫1台分のみで、これが無くなると生産中止です」とのことで、ギリギリセーフ。
あとはホンダ純正パーツですが、こちらも在庫が有るのか? 生産中止になっていないか?心配しておりましたが、何も問題なく入荷。
事前の下廻り確認で、フロントABSセンサー線を固定する樹脂製クリップが1ヶ所割れていたため、こちらも ついでに発注。 残りの3個は無事なので、再使用予定としました。
リアから作業開始。
写真1枚目がリア交換パーツ一式。
写真2枚目 バンプラバーの1段目が劣化して 無くなっております。
写真3枚目 樹脂製ダストカバーですが、左右とも割れていました。 これは用意するか どうか 迷いましたが、用意して正解でした。
写真4枚目 4個使っているマウンティングラバーですが、新品と比べると これほど潰れています。
写真5枚目 フロントはこんな感じです。 この写真以外にアッパーマウントのナット6個も用意しました。 こちらはダストカバーとバンプラバーが一体となったタイプです。 ABSセンサー線のクリップ2個が いとも簡単に割れて粉々になってしまいました。
う〜ん、初めからケチらずに4個発注するべきでした。
次回アライメント測定、調整時に交換させていただきことに。




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