サスペンション
2022年05月06日
昭和のクラウン 3

パーツの手配が もっとも大変な作業ですが、揃ってしまえば 作業自体は構造がシンプルなので、簡単・・・・と言いたいところですが、実際は錆びとの闘いであったり、交換のため一旦外すパーツの取り扱い等で苦労の連続。
写真1枚目のステアリング系パーツが揃ったので、交換開始。ピットマンアームとステアリングアイドラアームは生産中止でトヨタからは入手不可。 これを入手するのに苦労しました。
一方タイロッドエンド2種類、各2個についてはトヨタから供給有りで助かりました。
ボールジョイントがガタガタで想像をはるかに超えるがたつきでした。 特にピットマンアーム部が酷くて6ミリぐらいボール部が動き、アームからボールが抜け落ちるのでは と思うほど。
これは危ない状態でしたね。 ここが取れてしまったら、コントロール不能になってしまいますから。
写真2枚目 ステアリング系全体
写真3枚目 左側、ステアリングアイドラアーム、タイロッドエンドなど。
写真4枚目 右側、ピットマンアーム、タイロッドエンドなど。



evooyaji at 12:41|Permalink│Comments(0)│
2021年12月21日
S3 純正戻し

BBSホイール、特注品オーリンズダンパー、cpmを外していきます。
現在 オーリンズは特注の受付を中止しておりますので、この外したオーリンズダンパーは とっても貴重品ですね。 次の車両に付ける際は O/Hをしてからです。
evooyaji at 18:29|Permalink│Comments(0)│
2021年11月12日
ビルシュタインO/H

この車両のビルシュタイン ダンパーは、フロントのみO/H可能なタイプ(倒立式)です。 純正ダンパーはASSYの状態で残してありますので、これを持ってきていただき付け替えし、一旦車両は納車。
外したものは分解し(スプリングを外し)、ダンパー(ショックアブソーバー)のみエナペタルさんに持ち込み作業依頼。 事前の打合せでRS-Rのダウンスプリングとの組み合わせのため、ショートストローク加工、ショートケース加工等をした方が良いのか? 結果は必要ない ということで、そのまま単純なO/H作業と再塗装を依頼。
写真1枚目 作業前の状態。ストラット下部に錆びが出始めておりました。
写真2枚目 O/H後、サンドブラスト後に再塗装もしましたので、綺麗。
写真3枚目 アッパーマウウントも同時交換します。 左の外したものはクラックがあるのが確認できます。
写真4枚目 ダストブーツ、スプリングアッパーシート(裏側にゴムが付いているため交換)も交換し、リフレッシュ。



evooyaji at 12:18|Permalink│Comments(0)│
2021年11月03日
130i ブッシュ交換

事前の目視点検で、左右テンションロッド(BMW呼称テンションストラット)のブッシュからシリコンオイルが流れ出ておりましたので、このブッシュのみ交換する予定でパーツを用意しました。
本来であれば、テンションロッドASSYで交換するのがベストですが、お客様と相談したところ、「2年以内に車両入れ替えの予定」とのことでしたので、ASSYではなく、ブッシュ単体交換に。
ここ以外は いつものルーティーン作業を進めます。
最後に検査員による点検後、記録簿を記入したら、残るは 明日 予約の陸運局での最終検査のみ。

evooyaji at 15:18|Permalink│Comments(0)│
2021年10月28日
スイフト バネ交換
令和3年式 スズキ スイフトスポーツ スプリング交換で ご入庫いただきました。
ご指定のバネはモンスターLXスプリング。 スズキ純正パーツで再使用不可ナット3種類8個も用意してスタート。
FF車定番のサスペンション形式ですから、いたってシンプル。 よって作業も楽ですね。
LEDヘッドライト装着車のため、作業後に診断機を接続してヘッドライトセンサーの車高再設定が必要となります。 当店の診断機で おそらく可能であろうと思い、接続してみると、簡単に設定できました。
残すは 約1ヶ月後の4ホイールアライメント測定、調整です。


ご指定のバネはモンスターLXスプリング。 スズキ純正パーツで再使用不可ナット3種類8個も用意してスタート。
FF車定番のサスペンション形式ですから、いたってシンプル。 よって作業も楽ですね。
LEDヘッドライト装着車のため、作業後に診断機を接続してヘッドライトセンサーの車高再設定が必要となります。 当店の診断機で おそらく可能であろうと思い、接続してみると、簡単に設定できました。
残すは 約1ヶ月後の4ホイールアライメント測定、調整です。


evooyaji at 14:47|Permalink│Comments(0)│
2021年09月10日
ハイエース キャンパー 車高を

ということで、クスコ製ダウンブロックキット(1インチダウンキット)とリヤバンプストッパーを用意して、作業開始。
リフトアップ前に工場内2階倉庫からルーフを確認すると 車両中央付近から後端まで擦った跡あり。
私は あらかじめ整備書から各部の締め付けトルクを調べておいたのですが、商品が届き このキットの取説を見ると、必要な個所のトルクが明記されておりました。
とっても親切なこと。
こういったところからメーカーさんの姿勢といいますか、拘りといいますか、真面目なところが見えてきますね。

evooyaji at 11:10|Permalink│Comments(0)│
2021年08月24日
TT-S ザックス車高調整

選んでいただいたのはザックスのパーフォーマンスコイルオーバーキットです。
合わせてアッパーマウント、ベアリング、再使用不可ナット等を用意。 リアアッパーマウント以外は全てアウディ純正パーツとしました。
それと この車両はマグネチックライド付き車となりますので、イシカワエンジニアリングさんのiSWEEPキャンセラーとオプションの防水カプラーもセットで用意。
写真1枚目はフロント新旧。 ザックスダンパーはショートケースとなっております。
写真2枚目 右前ダンパーに刺さっているマグネチックライドのカプラーを外すと、オイル漏れあり。
この症状は 初めて見ましたが、カプラーからECU側に毛細管現象でオイルが回ってしまうと怖いです。 見えている部分は丁寧に洗浄して キャンセラーと繋ぎました。
写真3枚目はリア新旧。 アッパマウント上側の樹脂製キャップもマグネチックライド無し車用を用意。
写真4枚目 最後に右リアの作業にかかるとドライブシャフトが 写真のとおり。 小さな傷等から水が塗膜の下側に入り込み、塗装が浮いていました。
写真5枚目 浮き上がった塗膜を剥がして(捲って)いくと、こんな感じで ほぼ全体にわたっておりました。 このあと シャーシブラックを塗布しておきました。
明日に続く




evooyaji at 11:50|Permalink│Comments(0)│
2021年07月18日
964 サス リフレッシュ 4
ついに964の作業最終日となりました。
前後の車高調整を繰り返し、最後の作業、エンジンオイル、オイルフィルター交換。
入庫時に追加をいただき、フィルターもドレーンガスケットも当店在庫がありましたので、即対応可能でした。 使用オイルは、もう一台の964で使っていただいて好評だったモチュール300Vコンペティションです。
前後の車高調整を繰り返し、最後の作業、エンジンオイル、オイルフィルター交換。
入庫時に追加をいただき、フィルターもドレーンガスケットも当店在庫がありましたので、即対応可能でした。 使用オイルは、もう一台の964で使っていただいて好評だったモチュール300Vコンペティションです。
evooyaji at 17:46|Permalink│Comments(0)│
2021年07月17日
964 サス リフレッシュ 3

ちなみに両方とも国内在庫無し、本国在庫有りでしたので、バックオーダーしておりました。
写真1枚目 グロメットが砕けて、ステーに止まっていません。
写真2枚目 正しく固定できました。 ぱっと見 純正ポイ感じになりました。
写真3枚目 フロント特注ダンパーの減衰力調整ダイヤル(ブルーのノブ)とグロメット2ヶ所です。
写真4枚目 作業中に見つけたエアコンコンデンサー前のゴミ。 苦労して取り出しましたら、吹き出し口温度が下がりました。 これだけ大量に溜まると、コア2段分ぐらい塞いでしまっていましたので、効率アップ間違いなし。 ゴミの内訳はスポンジ、虫、枯れ葉、紙などなど。
写真5枚目 エアクリーナーですが、2007年製のもので、ペーパー部がパリパリで、一部潰れているところもありましたので、追加で交換をおすすめし、受注。 今度のクリーナーは2020年製となりました。




evooyaji at 17:35|Permalink│Comments(0)│
2021年07月16日
964 サス リフレッシュ 2

今日からフロントに移ります。
写真2枚目 リアと同じようにスタビのカマボコブッシュ、リンク交換から開始。
写真3枚目、4枚目 ステアリング系も行っていきます。
写真5枚目 外したダンパーとエナペタル製特注ダンパー。 ビルシュタインの既製品 B6 ですと車高調整範囲の一番下でも純正車高にならない(純正よりも車高が上がってしまう)との情報でしたので、これを回避するために特注品としました。 これには 色々と拘りを詰め込み、ショートケース加工、減衰力12段調整式などなど。
元々の純正ダンパーはストローク不足で、バンプラバーを多用する設計なんです。 RSですと10ミリショートケースになるのですが、これでも(RSは車高が低いため)ストローク不足。
ということで、RS用よりも さらにショートケースにいたしました。 そして車高調整用ネジも下側に増やことも行っております。 これで有効ストロークが確保できましたので、ビルシュタインの性能が いかんなく発揮できますね。




evooyaji at 17:14|Permalink│Comments(0)│