サスペンション
2023年07月26日
8N TT B4

この車両は約8年前に同じB4 ダンパー交換をさせていただいておりますが、28万キロを目前に、再度交換となりました。
写真1枚目 リアからスタート。
写真2枚目 リアスプリング下側に錆びが見られます。 これは そのままでは まずいので処理します。
写真3枚目 錆びをケレンし、洗浄、塗装と進めましたが、本題のリアダンパー交換よりも時間がかかりました〜。
写真4枚目 フロントアッパーマウント新旧。 12万キロも走ると、純正パーツでも これだけ潰れます。
写真5枚目 このブログで取り上げたことが無かった、専用工具です。
L型ソネットの頭部分に穴が空いており、ここから6角レンチを入れて、ダンパートップを固定しながら、ロックナットを締めこみます。




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2023年06月22日
A6Q 足回り

13品目25点のパーツの見積を提出。 奥様は車両入れ替え推奨、ご主人様は修理希望で数分ご検討いただき、修理することになりました。 (ロワアームの1本は国内在庫なし、ドイツ発注ですが・・)
いつものごとく約1ヶ月待ち の予定でしたが、待つこと2週間強ほどで入荷しましたので、再入庫いただき、作業開始。
用意したのは 写真1枚目のパーツ。再使用不可ナットも含めて 全てアウディ純正品です。
ロワアーム2本は、どちらも9万円オーバーと高価ですが走行距離15万キロを超えましたので仕方ないですね。
写真2枚目 ロワアーム前側、後側の新旧です。 これらのボールジョイント部がナックル(アルミ製)にテーパーで嵌っているのですが、これが固着していると、超難儀なことになります。 別の車両で数年前に困って、特殊な工具を購入しましたので、今回は工具のおかげで すんなりと外れてくれました。
写真3枚目 ロワアームブッシュが完全に千切れてしまい、エンジンメンバー(スチール製)と直接アルミアーム部が当たり、異音を出し、アルミアームが えぐられるように削れています。
写真4枚目、5枚目、6枚目 アッパーアームは2018年に正規ディーラーさんにて交換済み(もちろんアウディ純正品)でしたが・・・。その1年後の2019年に当店にて手直ししたもの。 この時4ヶ所のブッシュの内、1ヶ所がねじれた状態から戻らない とこのブログにも書いておりましたが、今回このブッシュが完全に千切れてしまいました。 この状態での走行が続き、もう1本のアッパーアームブッシュに負担がかかり、こちらも痛んでおりましたので、今回2ヶ所のブッシュのみプレス機で打ち換えしました。
写真6枚目 右ドライブシャフトブーツ内側は、真二つに千切れておりますので、交換。 シャフトASSYを外しますから、ついでに外側ブーツも同時交換します。
この車両はエアーサスペンション車ですから、金属スプリング車と比べると作業が何かと大変です。






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2023年02月23日
8W A4 リアダンパーが

左右の純正ダンパー、アッパーマウント、バンプラバー、再使用不可ナットなどの内容で見積。 予算の関係で「片側だけ交換できない?」と 問い合わせをいただきましたが、走行距離、年式等から考えて、それは おすすめできません。
なので、社外品KONIのアクティブで1台分交換する見積に変更。
ここからさらに、ご検討いただき KONIでリア左右だけやることに決定。
ダンパー以外は全てアウディ純正品ですが、なんと「バンプラバーの在庫が日本にもドイツにも無し、納期は未定」との回答があり、困った私は別の国から直輸入することに。
色々と調べていくと、アメリカには在庫が有りましたが、送料分だけ高くなってしまいます。
お客様と相談させていただき、この案でいくこととなりましたので、即オーダー。
しかし、アメリカの在庫が有る は当てにならなくて、オーダー後1週間ほどで「在庫無し」と連絡がある場合も多々あるので、心配。 また無事に届いても オーダーした品番と違うものが届くこともありますから、現品を確認するまで、ドキドキなんです。
今回は何も問題なく、入手できましたので、ラッキーでした。
写真1枚目 用意したパーツ。KONIダンパーが1本しか写っておりませんが、左右(2本)用意。
写真2枚目、3枚目 オイル漏れしていた右ダンパー。 反対側の左は漏れておりませんでした。
写真4枚目 完成。 この後、4ホイールアライメント測定、調整をして出来上がり〜。



evooyaji at 12:53|Permalink│Comments(0)│
2022年09月01日
エレメント ダンパー交換

ダンパーメーカーに在庫確認をすると「在庫1台分のみで、これが無くなると生産中止です」とのことで、ギリギリセーフ。
あとはホンダ純正パーツですが、こちらも在庫が有るのか? 生産中止になっていないか?心配しておりましたが、何も問題なく入荷。
事前の下廻り確認で、フロントABSセンサー線を固定する樹脂製クリップが1ヶ所割れていたため、こちらも ついでに発注。 残りの3個は無事なので、再使用予定としました。
リアから作業開始。
写真1枚目がリア交換パーツ一式。
写真2枚目 バンプラバーの1段目が劣化して 無くなっております。
写真3枚目 樹脂製ダストカバーですが、左右とも割れていました。 これは用意するか どうか 迷いましたが、用意して正解でした。
写真4枚目 4個使っているマウンティングラバーですが、新品と比べると これほど潰れています。
写真5枚目 フロントはこんな感じです。 この写真以外にアッパーマウントのナット6個も用意しました。 こちらはダストカバーとバンプラバーが一体となったタイプです。 ABSセンサー線のクリップ2個が いとも簡単に割れて粉々になってしまいました。
う〜ん、初めからケチらずに4個発注するべきでした。
次回アライメント測定、調整時に交換させていただきことに。




evooyaji at 19:18|Permalink│Comments(0)│
2022年05月06日
昭和のクラウン 3

パーツの手配が もっとも大変な作業ですが、揃ってしまえば 作業自体は構造がシンプルなので、簡単・・・・と言いたいところですが、実際は錆びとの闘いであったり、交換のため一旦外すパーツの取り扱い等で苦労の連続。
写真1枚目のステアリング系パーツが揃ったので、交換開始。ピットマンアームとステアリングアイドラアームは生産中止でトヨタからは入手不可。 これを入手するのに苦労しました。
一方タイロッドエンド2種類、各2個についてはトヨタから供給有りで助かりました。
ボールジョイントがガタガタで想像をはるかに超えるがたつきでした。 特にピットマンアーム部が酷くて6ミリぐらいボール部が動き、アームからボールが抜け落ちるのでは と思うほど。
これは危ない状態でしたね。 ここが取れてしまったら、コントロール不能になってしまいますから。
写真2枚目 ステアリング系全体
写真3枚目 左側、ステアリングアイドラアーム、タイロッドエンドなど。
写真4枚目 右側、ピットマンアーム、タイロッドエンドなど。



evooyaji at 12:41|Permalink│Comments(0)│
2021年12月21日
S3 純正戻し

BBSホイール、特注品オーリンズダンパー、cpmを外していきます。
現在 オーリンズは特注の受付を中止しておりますので、この外したオーリンズダンパーは とっても貴重品ですね。 次の車両に付ける際は O/Hをしてからです。
evooyaji at 18:29|Permalink│Comments(0)│
2021年11月12日
ビルシュタインO/H

この車両のビルシュタイン ダンパーは、フロントのみO/H可能なタイプ(倒立式)です。 純正ダンパーはASSYの状態で残してありますので、これを持ってきていただき付け替えし、一旦車両は納車。
外したものは分解し(スプリングを外し)、ダンパー(ショックアブソーバー)のみエナペタルさんに持ち込み作業依頼。 事前の打合せでRS-Rのダウンスプリングとの組み合わせのため、ショートストローク加工、ショートケース加工等をした方が良いのか? 結果は必要ない ということで、そのまま単純なO/H作業と再塗装を依頼。
写真1枚目 作業前の状態。ストラット下部に錆びが出始めておりました。
写真2枚目 O/H後、サンドブラスト後に再塗装もしましたので、綺麗。
写真3枚目 アッパーマウウントも同時交換します。 左の外したものはクラックがあるのが確認できます。
写真4枚目 ダストブーツ、スプリングアッパーシート(裏側にゴムが付いているため交換)も交換し、リフレッシュ。



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2021年11月03日
130i ブッシュ交換

事前の目視点検で、左右テンションロッド(BMW呼称テンションストラット)のブッシュからシリコンオイルが流れ出ておりましたので、このブッシュのみ交換する予定でパーツを用意しました。
本来であれば、テンションロッドASSYで交換するのがベストですが、お客様と相談したところ、「2年以内に車両入れ替えの予定」とのことでしたので、ASSYではなく、ブッシュ単体交換に。
ここ以外は いつものルーティーン作業を進めます。
最後に検査員による点検後、記録簿を記入したら、残るは 明日 予約の陸運局での最終検査のみ。

evooyaji at 15:18|Permalink│Comments(0)│
2021年10月28日
スイフト バネ交換
令和3年式 スズキ スイフトスポーツ スプリング交換で ご入庫いただきました。
ご指定のバネはモンスターLXスプリング。 スズキ純正パーツで再使用不可ナット3種類8個も用意してスタート。
FF車定番のサスペンション形式ですから、いたってシンプル。 よって作業も楽ですね。
LEDヘッドライト装着車のため、作業後に診断機を接続してヘッドライトセンサーの車高再設定が必要となります。 当店の診断機で おそらく可能であろうと思い、接続してみると、簡単に設定できました。
残すは 約1ヶ月後の4ホイールアライメント測定、調整です。


ご指定のバネはモンスターLXスプリング。 スズキ純正パーツで再使用不可ナット3種類8個も用意してスタート。
FF車定番のサスペンション形式ですから、いたってシンプル。 よって作業も楽ですね。
LEDヘッドライト装着車のため、作業後に診断機を接続してヘッドライトセンサーの車高再設定が必要となります。 当店の診断機で おそらく可能であろうと思い、接続してみると、簡単に設定できました。
残すは 約1ヶ月後の4ホイールアライメント測定、調整です。


evooyaji at 14:47|Permalink│Comments(0)│
2021年09月10日
ハイエース キャンパー 車高を

ということで、クスコ製ダウンブロックキット(1インチダウンキット)とリヤバンプストッパーを用意して、作業開始。
リフトアップ前に工場内2階倉庫からルーフを確認すると 車両中央付近から後端まで擦った跡あり。
私は あらかじめ整備書から各部の締め付けトルクを調べておいたのですが、商品が届き このキットの取説を見ると、必要な個所のトルクが明記されておりました。
とっても親切なこと。
こういったところからメーカーさんの姿勢といいますか、拘りといいますか、真面目なところが見えてきますね。

evooyaji at 11:10|Permalink│Comments(0)│