ゴルフ5、ジェッタ
2023年09月13日
ゴルフ5 ブレーキ交換

今まで使っていただいたパッドはiSWEEP IS3000で、「今回も同じものを・・・」とのことで、用意いたしました。 ローターはディクセルのFS 熱処理済みのスリット入りを選択していただきました。
ローター固定ビスのみVW純正品です。
作業後に分解整備記録簿を記入して 完成。
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2023年07月30日
ゴルフ5 GTI これは誰が

オルタネータが本来は2本のボルトでブラケットに固定されているのですが、この車両は1本だけ。 もう1本の部分は本来の位置ではない所で固定されております。
なぜ こんなことになったのか? 調べていくと すぐに謎が解明。
オルタネータのベルトが、このエンジン用ではないものが付いており、少し長いものが無理やり付いておりました。 (そのせいでテンショナーは一番張った位置まで動いてもテンションが緩い状態です)
ここからは私の想像ですが、ベルトの品番を間違えて発注。 取り付けの段階で これに気づいて、付けられなくなり、ここで諦めてくれれば良かったのに、悪知恵が働き、オルタネータボルトを1本抜き取り、1本だけで止めることにしたのではないでしょうか?
お客様と相談に、正しい組み合わせに戻すこととなったのですが、問題にボルトが日本無し、ドイツには有る状況で、バックオーダー。 もちろんベルトも正しい長さ(このエンジン用)の
ものを用意、そしてテンショナーもついでに交換することにして、写真1枚目のパーツを用意。
外したベルトと用意したベルトを比べてみると、パーツリストのデータのとおり、用意したもの(正しいもの)が少しだけ短い。あとはテンショナーを交換し、折り返し作業・・・の予定が ここで、また問題発覚。 用意したテンショナーが付かない(合わない)
メカニックが私に「品番検索で間違えた?」と聞くのですが、私は「そんなはずはない」と答え、すぐさま再度確認。 すると やはり間違っていない。
ということは、今まで付いていたテンショナーが違うことになります。 この品番から使われている車両一覧を検索してみると、ゴルフ5ヴァリアント系に使われていることが分かりました。
う〜ん、ということは、オルタネータブラケットがヴァリアント用に替わってしまっていたことになります。 なぜこんなことになったのか? 謎ですが、これは典型的なヒューマンエラー。
今日のところは、テンショナーは再使用で、オルタネータの取付だけ2本止めで解決。
用意したテンショナーは当店の在庫となりました。
evooyaji at 18:21|Permalink│Comments(0)│
2023年04月14日
ゴルフ5R32 鈑金

見積を作って保険屋さんと協定までは進みましたが、必要なパーツが いくつも国内欠品中。
ドイツ本国には在庫が有るのは判りましたので、バックオーダーし、車両は一旦お返ししました。
それから約1ヶ月でパーツが揃いましたので、再入庫いただき、作業開始。
フロントバンパーを外して、さらに分解。 新旧両方のバンパーを塗装屋さんに持ち込んで、塗装待ち となりました。 その間に 当店で写真2枚目、3枚目のようにフォググリルの加工を進めます。
この社外品フォグは、純正グリルを加工したものと組み合わせで販売されていたものを2011年に当店で取り付けたものですが、すでに生産中止となっており、新品は入手不可。 幸いフォグ本体は無事でしたので、純正グリルをドイツから取り寄せて加工することとなりました。
1時間半ほどで、加工完了。 上手くいきました〜。
あとは、塗装の出来上がり待ちです。


evooyaji at 19:17|Permalink│Comments(0)│
2022年11月16日
5R32 オルタネーター交換 2

ところが、オルタの2ピンカプラーが抜けなくて、抜けなくて・・・。
1時間ほどかかって、やっと外れたのですが、これが なんとボンドで接着してありました。(写真2枚目参照)
ロック用のクリップ(ツメ)が折れたわけでもなく、なぜ?カプラーをボンドで接着したのか?
カプラー内部の突起(接続端子の周り)が折れたからなのか。 現にオルタ側のカプラー内には車両側カプラーの一部が残った状態で外れましたので・・・。(写真3枚目参照)
ここから急遽 カプラーの品番を検索。 メカニックが現品品番を読み取る作業をしているあいだに、私はパーツリストで検索。
私の方が早く見つけましたので その品番を控えて、メカニックに確認。
すると 全く違う品番でした???
パーツリストのオルタのページで検索した品番と別のページ(ワイヤーハーネスASSYのページ)で検索した品番が現品品番と一致。 う〜ん これって どういうことか?
では目線を替えて それぞれのカプラーに入る端子付きハーネスの品番を調べると、別々の品番です。 ならば、ここから それぞれの端子画像から違いを見つけ、これにて識別できることを発見。
これらの情報から 現車確認。 端子とカプラーの組み合わせは 正しいことがわかりましたので、これで、現品品番のカプラーだと確定。 だってボンドで張り付けたのですから、別の車両のカプラーを付けて、ロックしないからボンドで・・・といった発想かもしれない と考えて、慎重に調べました。
それにしても 誰だ、カプラーをボンドで接着したのは!


evooyaji at 15:05|Permalink│Comments(0)│
2022年11月15日
5R32 オルタネーター交換 1

ついでに 前々からエンジンECUにフォルトとして入っているイグニッションスイッチ(以下IGスイッチ)も交換となりました。
今日はIGスイッチ交換からスタート。
写真1枚目、2枚目 左が外したもの、右が新品。
写真3枚目 こんな感じで作業を進めます。


evooyaji at 14:47|Permalink│Comments(0)│
2022年11月02日
5R32 異音

入庫時には「60〜80km/h ぐらいで異音」とのことで、電話連絡時から悪化しているようでした。
この車両は以前にプロペラシャフトを交換したので、ここから音が出ているのか? 作業後の試運転では 異音は全く有りませんでしたが・・・。しばらくたってから ここから異音が出るようになったのか?
ゴロゴロといった振動のような、音です。
また同じような作業をした別の5R32 の場合は、試運転で音が出て、結局 特殊なグリスを添加した といったこともありました。
なので、この車両もか? と思い、プロペラシャフトのB/J部に特殊グリスを添加してみることに。
マフラーを外して、分解を進めますが、前回の車両で何度も、何度も繰り返し作業をしましたので、速攻で作業完了。
試運転してみると 若干 音が減ったような気がするが・・・
う〜ん、主原因が絞り込めませんので、こうなったら最後の手段で 消去法。
左前のホイールベアリングを交換することに。
ホイールベアリングからの音だとすると、右なのか?左なのか? 切り分けることが 非常に困難なんです。
以前にも別の車両で、お客様も私も、メカニック達も 揃って左から音が出てる と判断し、左ハブベアリング交換しましたが、音は少しだけ改善しただけ。 結局 右側が主原因だった といた事例がありますから、ほんと 判らないんです。
今回は ハズレを引かないように祈り、左ハブベアリング交換。
結果は 見事に直りました〜。
劇的に静かになりましたが、路面のうねり等があると、小さな金属音(カチッといった)があります。 次は この音も調べてみます。
考えられる原因ヶ所は2ヶ所ほどですが・・・・これまた切り分けるのは困難。
この車両は2011年11月から 定期的に当店へ 入庫いただいており、当店カルテに多くの情報がありますので、これから1回も交換歴のない方に目星を付けました。
続く
写真2枚目 ハブベアリングは通常の圧入ではなく、ボルト4本でハブナックルに固定されているタイプです。 この4本のボルトですが、ネジロック剤が付いているのもあって めちゃくちゃ硬いんですよ。人力では緩まないので 大型用のインパクトに1インチsqのトリプルスクエアーソケットを付けて緩めます。 このソケットが ちょっと特殊なソケットとなります。



evooyaji at 11:45|Permalink│Comments(0)│
2022年10月04日
5R32 続き 2
先週から悩んでおりましたゴルフ5R32 プロペラシャフトですが、本日完成いたしました。
今日 入荷した特殊なグリスを使用して、組み直して上手くいきました〜。
6キロ程試運転するとでていた振動は無くなり、すっきり。
随分長い距離を走りましたが、問題は出ませんでしたので、OKです。
それにしても 今回は 何度も何度もマフラーを外して、確認等・・・。
メカニックはヘトヘトで。
やっと 一息、と思ったら、タイミングよく 次の車両が積載車にて運び込まれました。
そして もう1台 これまた電話にて ご入庫の連絡をいただき、次の仕事ができ 嬉しい限りです。
今日 入荷した特殊なグリスを使用して、組み直して上手くいきました〜。
6キロ程試運転するとでていた振動は無くなり、すっきり。
随分長い距離を走りましたが、問題は出ませんでしたので、OKです。
それにしても 今回は 何度も何度もマフラーを外して、確認等・・・。
メカニックはヘトヘトで。
やっと 一息、と思ったら、タイミングよく 次の車両が積載車にて運び込まれました。
そして もう1台 これまた電話にて ご入庫の連絡をいただき、次の仕事ができ 嬉しい限りです。
evooyaji at 11:34|Permalink│Comments(0)│
2022年09月30日
5R32 続き
今日は朝から晩まで 一日中 この車両に集中し、作業、試運転を繰り返しましたが、結果は解決せず。 どうしたものか。
あらゆることを 試みたのですが・・・。
今晩、特殊なグリスを手配して、これに賭けてみることに。
久々に悩んでおります。
あらゆることを 試みたのですが・・・。
今晩、特殊なグリスを手配して、これに賭けてみることに。
久々に悩んでおります。
evooyaji at 13:01|Permalink│Comments(0)│
2022年09月29日
5R32 ストロークアップ

次は 「リアの突き上げが気になる」 とのことでしたので、リアダンパーストローク(縮側)を測定してみると約10ミリほど。
タイヤとフェンダーの隙間は、フェンダーがタイヤに覆いかぶさっている状態。
フロントと比べると、リアが随分低いです。
ならばザックスRS-1ですから、リアの車高を少し上げればOKと思い、リアの調整ネジを見ると、ほぼいっぱいに上がった状態ですから、ここから上げる方にはネジ1.5〜2山しかありません。
このままでは調整代が無いのが判明したので、別の方法を考えることに。
リアスプリングの上側に乗せるスペーサーを使って、車高を上がる方法に決定。
写真2枚目、3枚目のように組み合わせます。
ネジ位置をそのままでは、上がり過ぎると思いますので、少し下がるように調整して組み付け。
ついでにオスネジ部にスリットを作っておきます。 これが後で大変役に立ちますので・・・。
微調整を繰り返し、約20ミリアップして、フロントとバランスが取れました〜。
これで、残すは試運転のみ。 明日には 納車予定。
となりましたが、試運転でプロペラシャフトの異音?振動?問題が出てきてしまいました。
これって どういうこと。



evooyaji at 12:24|Permalink│Comments(0)│
2022年09月28日
5R32 プロペラシャフト修理

錆びついていたボルトですが、日本国内に在庫がありましたので、本日入荷。(写真1枚目) 早速折り返し作業にかかります。
サーモスタットは 正しい位置に(角度に)ハウジングに組み付けた状態ですから、入荷した新品ボルトで付けるだけ。 そのあと、VW 指定のLLC (G13)を4リッター注入し、エアー抜きしたら出来上がり。
続いて、エンジンオイル交換時に発見した、プロペラシャフトの修理に移ります。
こちらは ジョイントブーツが破れて、内部からグリスが出てきてしまっております。 随分前からのようで、ジョイントが摩耗し、上下方向に少しガタ有り。
今のうちに対処できれば、なんとかプロペラシャフトの再使用可でしょう。
でも この部分のパーツはVW アウディ純正パーツで設定されていません。
(正確には2種類のパーツが新車時に使われており、その内片方はパーツ有りですが・・・私が確認できた5R32はどれも パーツが設定されていない方が付いていました)
ということで、前回も別の車両で同じような作業実績がありますが。当店にて日本製のパーツとドイツ製のパーツを組み合わせて用意しました。
この組み合わせを考えるのに、何セットものパーツが無駄になりましたが・・・(笑)
交換は時間がかかり、今日は2台目(2回目)となり、少し早くなりましたが それでも5時間でした。
写真2枚目 一番初めにアンダーカバーを外さないといけませんが、止めている樹脂製ナットが すでに割れております。 8個中7個がダメです。
写真3枚目 マフラーを切り離して遮熱板を外すと、上に 漏れ出たグリスがタップリ。
写真4枚目 4時間ほどで、ブーツが付きました。 ここから折り返し。



evooyaji at 11:00|Permalink│Comments(0)│