ルポ

2024年11月24日

ルポとワゴンR

本日1台目の作業はVW ルポ GTI エンジンオイル交換からスタート。
お客様からエンジンアンダーカバーの外し方 について質問を頂きました。 「これはDIYで外すのはちょっと難しいですね。 カバーの固定ナットを外せれたとしても かなり高くまでジャッキアップしないとカバーが外れないんです」と現車を見ながら説明させていただきました。
そうこうしている内にメカニックがサクサクとオイル交換完了。

続いて2台目はスズキ ワゴンR 今シーズン1台目のスタッドレス取付。 BS VRX3 155/65-14 です。
ついでにエンジンオイルとオイルフィルターも交換して完成。

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2024年08月25日

プレオ、N-BOX、ルポ

2408251先月アライメント作業をさせていただいた、平成17年式スバル プレオ (RA1) 今日は、エンジンオイル、オイルフィルター、エアコンリフレッシュ作業にて ご入庫いただきました。
サクサクとオイル交換をして、続いてエアコン。
作業前吹き出し口温度は21.9℃(外気温33.9℃)、作業を進めて回収した134aガスは263gと規定量の58%、真空引き等を進めて、作業後の吹き出し口温度は20.0℃(外気温35.6℃)と改善しました〜。

続いて、ホンダ N-BOX エンジンオイル、オイルフィルター交換で ご入庫いただきました。
いつも やらせていただいている車両ですから、何事も無くスムーズに終了。

本日3台目は VW ルポ GTI フロントショックアブソーバー(フロントダンパー)をエナペタル特注品で製作。

写真1枚目 プレオ エアコンリフレッシュ作業中。

写真2枚目 用意したルポパーツ。 アッパーマウントのみ純正生産中止のため社外品を使用。

写真3枚目 ルポ 新旧比較。 エナペタル特注ビルシュタインは倒立式カートリッジを純正ストラットケースを加工して入れました。 

写真4枚目 アッパーマウント上側新旧。 同じ形のものとは思えない程 潰れて変形。

写真5枚目 アッパーマウント下側新旧。 こちらから見ても かなり潰れているのが判ります。

外したショックアブソーバーは下取りで、当店の在庫。 次の人の特注品材料となります。 次はいつになることか?   因みに前回のルポGTI特注ダンパーは 2019年でした。

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2024年07月06日

ルポ リアダンパーと

2407061昨年6月に車両購入された、2004年式 VW ルポ GTI 故障個所が多数ありますが、地道に修理を進めております。 

右リアダンパー(ショックアブソーバー)から激しいオイル漏れがあり、交換をおすすめ。 でも生産中止のパーツが多く、思うようにいきません。

バンプラバーは社外品で見つけ出し、ダンパー上側のブッシュはドイツのVWクラシックセンターに発注。 3〜4ヶ月の納期ですが、じっくりと待つ しかありません。

ダンパーはスプリングが社外品に替わっており、車高が低くなっておりますので、ビルシュタインB8 (ショートストローク)で本国バックオーダー。
こちらも3〜4ヶ月とのことでしたが、バックオーダー。

またドア左右とも開閉時にバキバキ、ボキボキと異音を発しておりましたので、ドアキャッチを手配。  このパーツは純正品が国内にあり、即入荷。

待つこと2ヶ月ほどでパーツが揃いましたので、予定よりも随分早く?作業開始。

写真1枚目 用意したパーツ。 これを揃えるのに(見積、在庫確認等)とっても時間がかかります。

写真2枚目 外した右リアダンパーは御覧のとおり、オイル漏れ、そしてバンプラバーは ほとんど粉となって、無くなっております。

写真3枚目 左側のバンプラバーも ほとんど付いていない。(残っていない)

写真4枚目 ビルシュタイン組みあがりましたので、車両に戻します。
                               続きます。

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ルポ リアダンパーと 2

2407065リアダンパー交換作業が出来上がりましたので、次はドアチェックロッド左右の交換。
左右のドアともに開閉時に異音があり。 右側(運転席側)からスタート。

ルポの場合は内張りが上下に分かれているため、チェックロッド交換では下側のみ外せばOKです。
写真1枚目 内張りは外して、メカニックがびっくり仰天。 インナーライナーが中央から切り裂かれており、ガムテープで補修されているのですが、ほとんど接着されておらず、雨水が入りたい放題の状態。 この部分がビリビリに破れて、補修されていることは、よくあることですが、中央から真っ二つに切り裂くとは・・・・。
本題のパーツ交換よりも、こちらが大問題で・・・どうしたら良いものか?

チェックロッドを交換、しばらく考えることにして、そのまま左側(助手席側)を交換することに。

写真2枚目 左側内張りを外すと、見慣れない透明なインナーライナーが出てきました。(でも これがブラックシールで接着されており、全く くっついていない。本来はブチルテープで付けるものです)右下に純正品番も付いており 読み取ると、インナーライナーの品番とは全く違う品番。 ここのパーツは随分前に(10年ぐらい前?)に生産中止となっておりますが、私が知らないだけで隠し品番が存在するのか?と思いながら、読み取った品番をパーツリストで検索すると、ウィンドリフターに たどり着きました(笑)

問題は ここからでして、ブラックシールとドア金属部がしっかり付いているのですが、リフターの袋にブラックシールは全く付いていない。(接着できない素材) このブラックシールの上からブチルテープは付かない。
これ、どうしたら良いの? 大量に塗られたブラックシールを全部綺麗に剥がすには 途方もない時間が必要です。

左側は一旦保留。 右側に移り、この切り裂いた犯人はウインドリフター交換したと思われるので、そこから想像すると上側も同じようなことになっているのではないか?と。 見積もりにはありませんが、上側の内張りを外してみることに。(写真3枚目)
結果は予想のとおり。 切り裂かれておりました。
            しかもクリップが2ヶ所付いていないし、クリップの土台が内張りから剥がれてしまっているのが6ヶ所ほど。 この土台が内張りから剥がれているのはルポでは定番ですが・・・。
メカニックがこの土台部分を接着している間に、私はクリップの品番検索。
メカニックからはクリップ2種類を各1個必要 といわれておりますが、パーツリストでは1種類しか出てきません。 どれだけ探しても無い。 
私が困っているとメカニックが「この車のドア、通常では絶対にキズが付かないところがキズキズです」とつぶやきました。
この一言で私は閃きました〜。 これ中古のドアに替わっており、車台番号の年式とは違う年式のものが付いているんだな と。
ここまで判れば、あとはパーツリストの年式を変えて、検索すればOK。
すぐに目的のクリップ品番を見つけることが出来ました。

品番検索後に当店在庫があるか調べると、各1個のみ在庫有り。 ということで、右側を完成させることができました。
続いて左側も上側の内張りを外して、確認。 
こちらもクリップ各1個必要となりましたので、発注しようとすると片方のクリップが生産中止と。
う〜ん、先ほど使ったクリップ(写真6枚目)は超貴重品だったんですね。
                   また悩みます。


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2024年04月23日

ルポ GTI ブーツ交換

2404231先週から お預かりしておりますVW ルポ GTI 今日はメイン作業のドライブシャフトブーツ交換です。
先月のエンジンオイル交換作業で、左外側が破れているのを発見。 シャフトを外しますので、ついでに内側ブーツも交換することにして、品番検索、在庫確認を進めると外側ブーツは生産中止、内側は国内在庫無し、本国(ドイツ)には在庫有り。

ここから外側ブーツを探して、このメーカーなら信頼できる というものが見つかったので、見積作成。 オーダーいただき、約1ヶ月で純正内側ブーツが入荷しましたので、再入庫いただき、作業開始。

写真1枚目 用意した内側、外側ブーツと音消しグリス、シャフトナット。

写真2枚目、3枚目 ダンパー下側、キャリパー裏側、ブレーキホース、ロワアーム等に漏れ出たドライブシャフトグリスが べっとりと付いています。

写真4枚目 ここでタイロッドエンドブーツも破れているのを発見。 純正タイロッドエンドの品番検索、在庫確認をすると生産中止。 ならばタイロッドとタイロッドエンドのセット品番は?と調べると、こちらも生産中止。 タイロッドエンド単品の社外品は とっても信頼できないメーカーのみ設定有り、在庫有り。
この社外品は使い物にならないのでパス。 違う方法を考えることにします。

私が部品を探しているあいだに、メカニックが作業を進めて、シャフトが外れました。
外側ブーツは完全に破れて2分割となっています。

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ルポ GTI ブーツ交換 2

2404236タイロッドエンドを色々なメーカーで検索するも、これだ と思えるものがありませんでした。
ならば 考え方を変えて、ブーツのみ交換することに。
この場合、外してみてボールジョイント部がグラグラだったり、クタクタだと その時点で作業中止 となってしまいますが・・・。
ブーツのみなら 某メーカー純正品で適合するものの品番を知っていますので、これなら品質はバッチリです。
あとはタイロッドエンドナットがあればOK。  こちらは何も問題ないであろうと思い込んでおりましたが、なんと純正パーツは生産中止。 でも代替品番がでてきましたのでセーフ。
ふ〜何をやるにも一筋縄ではいきませんね。 
   ルポに関しては 純正パーツのほとんどが生産中止ですから・・・。

写真1枚目 用意した別メーカーの純正パーツ(ブーツのみ)と代替品のVW純正ナット。反対側の右側も穴がありましたので、同時交換することに。

写真2枚目 交換できました。 取り付けた状態でサイズも全く同じです。  日本製のブーツで使えるサイズのものが有るのですが、こちらだと付けた状態で(潰された状態で)すと直径がデカくなり不細工になってしまうので、今回使用の このブーツは固定金具も使えて ベストです。

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2024年04月21日

満員御礼

2404213今日は久しぶりに沢山のご予約をいただき、予約で埋まりました〜。
ノートニスモの脱着作業から始まり、VWルポGTI エアコンガス漏れ修理、ミニJCW (F56) エンジンオイル、オイルフィルター交換、ルノーメガーヌRS エアコンリフレッシュ、ルノートゥインゴ見積もり作業と空き時間無しで、びっしり。
皆さん時間通り、もしくは早めにご来店いただきましたので、スムーズに進めることができました。

写真1枚目 この中でルポGTIのガス漏れはコンデンサーとホースのジョイント部でしたので、ここのOリングを交換する作業。 作業前に吹き出し口温度を測定してみると16.7℃と ほとんど冷えていない状態。一旦ガスを回収し、Oリングを交換してから真空引き、圧力テスト、ガス充填(規定量ぴったり)と進め、最後に吹き出し口温度を測定すると9.4℃となりました〜。 作業前のガス量(抜き取ったガス量)が規定量の57%でしたから、冷えるようになって当然ですが、それにしても7.3℃も改善するとは上出来です。

写真2枚目 3枚目 作業前 吹き出し口温度測定中。 車内に取り付けたセンサーからブルートゥースでエアコンの機械(テクサ 780R)に送信しております。

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2023年08月27日

ルポ GTI 積載車にて 3

2308271先週の火曜日から お預かりしております2005年式 VW ルポ GTI  本日パーツが揃いましたので作業再開。 
他車種用の電動ファンは一昨日入荷済みでしたが、写真1枚目のスピードナットが入らずに 待ち となっておりました。
これを探すのに もの凄く時間がかかり大変でしたよ。
M6のスピードナットなんですが、樹脂製コアサポートに付けるため、厚みが厚いもの用でないといけなくて、パーツリスト内のスピードナットが全部で300種類ぐらいあるでしょうか?
この中からM6 を全て写真で確認し、使えそうなものを8種類ピックアップ。
この8個全部を在庫確認すると2個のみ国内在庫あり。 ということで、どちらを選ぶか、考えて1種類4個を発注し、入荷待ちしておりました。
これを調べ始めて、最終の1種類4個を発注するまでに4時間以上かかりましたので、とっても疲れました〜。
肝心のファンは、ファンステーを切削加工したのがバッチリで無事に取付完了。

続いてウィンカー不良を修理していくのですが、これまた一筋縄ではいきませんね。
激しく溶断したフューズを交換し、片側へッドライトカプラーを外した状態で、色々とチェックしてみると問題なし。 ならば外していたヘッドライトカプラーを繋げて、同じテストをすれば、フューズが切れてくれる    はずでしたが、全く問題なし。
どうやら静止状態だと 良いようで、振動が加わると 何処かでショートするようです。
ここで、お客様と相談し、フロントバンパーを外し、ヘッドライト内配線を左右とも確認することとなりました。 
左ヘッドライトウォッシャーのノズルが付いていない。(写真2枚目なんですが、確認できないですか) またこれを固定するビスが斜めに入っており、途中で止まっている状態でした。 本来はこのビスをヘッドライトウォッシャーの蓋部分から外してからバンバー本体を外すのですが、これが左側のみ外れないため 苦労してバンパー脱着。
左ヘッドライトを外すと、中でゴロゴロ音。  リフレクターが調整ネジから外れていました。
調整部が折れているのか?と思いましたが よく観察してみると折れてはいない。
パッチンと定位置に嵌めてみると、何だな違和感。 そ〜っと裏蓋をあてがうと、HIDカプラーが当たって付かない。
そうなんです、このカプラーの向きが間違ってついていたため、裏蓋を付けると、内部が分解されてしまう状態でした。 これは正しい向きに付け替えて 問題クリアー。  ここから本題へ。

写真3枚目 始めの状態。  正しくないカプラーの向き。

写真4枚目 正しい向きに修正。

写真5枚目 右ヘッドライトのカプラー付け根(ライト側)黄色の被覆が剥がれております。

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2023年08月23日

ルポ GTI 積載車にて 2

昨日から お預かりしておりますルポ GTI ですが、今日はウィンカー不良について調べました。
「ウィンカーが点滅しない」とお伺いしていましたので、こちらは単純にウィンカーリレー不良で間違いないであろうと簡単に考えておりましたが、「点滅しないし、点灯もしない」でした。

ならば一番にフューズを確認すると 激しく溶断 しております。
これは 何処かでショートしていますね。

このころのルポでは、ヘッドライト内配線の被覆がボロボロになったり、車両側ヘッドライトハーネスの束の中で同じようなことが起きている場合も有ります。
         これは時間を掛けて絞り込む必要がありそうです。


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2023年08月22日

ルポ GTI 積載車にて

2005年式VW ルポ GTI 数カ月前に電話で「水温が上がってしまう」「走っていると良いみたい」と連絡いただきました。 ところが なかなか予定が合わず・・・・
今回また電話いただき、「ウィンカーが点かなくなった」「積載車で運びます」とのことでした。

数時間後に任意保険のレッカーサービスにて運ばれてきました。
電話での問診から一番怪しいのは電動ファン又はファンサーモスイッチであろうと、予想をたてておりましたので、早速 ファンサーモスイッチ3Pカプラーを外して、直接電源投入。
ロー側は通常どおり動きましたが、ハイ側が回りません。
これでハイ側の制御系またはファン本体のハイ側不良、もしくは その両方となります。
ここから 当店メカニック謹製 3種類のテストハーネスを接続し診断していくと、制御系には問題なし。
ファン本体の不良と診断。
ファン交換後にウォータポンプ、サーモスタットのチェックをすればOKとなったのですが・・・。

GTI用ファンは随分前に生産中止。 社外品も去年の夏頃までは有ったのですが、生産中止で今は無し。

海外も含めて探しましたが有りません。
困り果てて汎用品のファンを付けようか と色々考えましたが、スペースが狭すぎて断念。

他車種用の純正品を流用するべく、当店在庫の中古品を使って、ファンステーを加工。
何とかなりそうなことが確認できましたので、お客様と相談し、これで いくこととなりました。

ウィンカーについては、まだ未確認、明日に続きます。

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