S、RS

2023年04月01日

A1とS4

23040112023年式アウディA1 納車 早々にタイヤ ホイールの交換で ご入庫いただきました。選んでいただいたのはニュースピードRSe10 7.5*18 5 100 と215/40ー18 ヨコハマ ブルーアースの組み合わせ。

写真1枚目、2枚目 インチアップ完了し、精悍になりました。

代わって2005年式アウディS4 追加作業をおすすめしてオーダーいただきました、ドライブベルト、テンショナー等が入荷しましたので、作業開始。
オイル漏れ修理で、バンパー、ヘッドライトが外れて コアサポートが前に動かせる(サービスポジションにできる)状態ですから すぐにベルト交換できる、よいタイミングなんです。
写真4枚目は問題のプロペラシャフトブーツ。 各部の寸法を測定し、適合するブーツを探しております。 3日程かけて探し、少し明かりが見えてきました。


230401223040132304014


evooyaji at 21:42|PermalinkComments(0)

2023年03月25日

S4 オイル漏れ修理 2

2303231アウディS4 オイル漏れ修理の続きです。
写真1枚目、2枚目は、先日交換したタペットカバー内側と外側。 内側のオイルがかかる部分も腐食対策で塗装されておりますが、内部が腐食したため剥がれてきております。 同じように外側(外部)も塗装の下から腐食が進んでいます。

今日の作業はエンジンオイルパイプのOリング交換。 バンパーを外さずに なんとか作業できるだろうと始めましたがダメでした。 結局 写真3枚目のとおり バンパーを外してコアサポートを前側に出しました(いわゆるサービスポジションに)
ここから本題のパーツにアクセスできるようになり、目視もできるようになったのですが、予想し、用意したパーツの部分からのオイル漏れではないことが発覚。
隙間ができた今なので、オイルを辿っていくと随分離れた位置からのようです。
                 さあ、どうしましょうか。

この作業中に写真4枚目、5枚目の 全く別の問題個所を発見。
マフラー遮熱板の上に何かパーツが落ちて乗っかっております。 これ、プロペラシャフトのジョイントブーツが千切れ落ちて、遮熱板に引っかかったようです。
急いでパーツリストを検索しましたが、やっぱり単品の部品設定は無し。プロペラシャフトASSYのみ。 う〜ん これまた どうしたものか、しばらく考えます。 

2303232230325223032532303254


evooyaji at 18:53|PermalinkComments(0)

2023年03月22日

S4 オイル漏れ修理

23032212005年式アウディ S4 (8EBBKF) V8 4.2リッターエンジンの左右タペットカバーからオイル漏れ、オイルポンプパイプからも漏れあり。
この2ヶ所の修理をするため ご入庫いただきました。
パーツは日本国内には無いので本国ドイツより取り寄せました。
タペットカバー部は過去にガスケットのみ 交換歴があります。 今回はカバーの歪も有ることが予想され、また素材のマグネシウム自体の劣化(腐食)もありましたので、カバーごとの交換に。
左右のカバーは本国の在庫も少なくなっており、これが無くなると生産中止の可能性も十分考えられるので、思い切ってカバーも交換することとなったのです。


写真1枚目 用意したパーツ達。 殆どがドイツから取り寄せ。

写真2枚目 メカニック2人で左右のバンクを担当。右バンクのカバーが取れました〜。

写真3枚目 左バンクのカバーも外れました〜。

写真4枚目 新旧のカバーの内側。 

230322223032232303224


evooyaji at 19:32|PermalinkComments(0)

2023年03月08日

TT-S 再入庫

2303081前回の入庫時にオイル漏れがあり、DSGオイル(Sトロニックオイル)交換を見送り、エンジンオイル、ワコーズRECSだけ作業させていただいた2014年式アウディ TT-S ですが、昨夜 仕切り直しで再入庫いただきました。
今回 追加でリアデフ、ハルデックス、フロントデフの3ヶ所もオイル交換することに。 これらのオイルは 過去に当店で1度交換済みで、今回2回目となります。 (走行距離18万2千キロ)

写真1枚目のパーツを用意。 DSGオイル漏れを直すにはメカトロニクス交換となりますが、このパーツが高額でして・・・お客様と相談させていただき、その額であれば 車両入れ替えも検討するので・・・となりましたので、一縷の望みをかけて 添加剤を注入し、様子をみることにしました。
ハルデックスは8J 後期タイプとなりますので、アウディからフィルターの供給が無く、今まではオイルのみの交換(8J 前期はアウディ純正フィルターの設定がありますので、オイルと同時交換しています)しておりましたが、今回よりフィルターを海外から直輸入しました。
このフィルターは 海外では数社から供給がありますが、安心の(本家本元の)ハルデックス社製を用意。(写真2枚目)
写真3枚目 外したハルデックスフィルターですが、アルミ製蓋の次に出てくる白樹脂製のパーツにはゴミが堆積しておりました。 またフィルター本体(黒い樹脂製網のもの)の樹脂製網にも大きめのゴミが付着しております。

写真4枚目 抜き取ったオイル、左からフロントデフ、リアデフ、ハルデックス。 フロントデフが一番汚れています。

写真5枚目 抜き取ったDSGオイル、左が最初に抜いたもの、右が油量調整時にオーバーフローしたものです。

2303082230308323030842303085





evooyaji at 11:09|PermalinkComments(0)

2023年03月07日

S1 オイルパンが

23030712016年式アウディS1  エンジンオイル交換で ご入庫いただきました。
ドライブオンリフトに載せて、リフトアップし、エンジンアンダーカバーを外すと、大量のオイル漏れあり。 これは ただ事ではありません。(写真1枚目)
エンジンオイルパンのロアパーツ(樹脂製)とアッパーパーツ(アルミ製)の継ぎ目からのようです。

この状態のまま、オイル交換作業を進めることができませんので、一旦作業中止。
オイル漏れ修理を行ってからの、オイル交換となりますので その見積作成し、提出。
お客様より、パーツの在庫状況は? とのことで、調べてみると オイルパン固定ボルト以外は、明日の入荷予定で手配可能でした。 (ボルトは明後日の入荷予定)

結局検討いただくとのことで、今日はオイルの補充のみとなりました。 オイルを1リッター補充してレベルゲージの6割ぐらいとなりました。  (補充前はレベルゲージの下限以下でした)

このところ、別のお客様のゴルフ7Rも同じように 樹脂製オイルパンから突然大量に漏れた〜との話を伺ったばかりでしたが、そろそろ皆さんの(ゴルフ7GTI、R、8V S3等)のエンジンオイルパンが危険な領域に入ったのかもしれません。  ご注意くださいませ。

ちなみに 本日のS1は9万1千キロ走行です。


2303072


evooyaji at 10:42|PermalinkComments(0)

2023年02月26日

ヴォクシー車検整備

2302253昨日からの続き作業で、平成14年式トヨタ ヴォクシー4WD ですが、エアコンフィルターを外すと 写真1枚目のとおり、大量の枯れ葉が出てきました〜。 用意したボッシュのフィルターに交換。 (写真2枚目参照)
続いてスペアータイヤのエアーチェックで、空気圧ゼロ?
チューブレスバルブの付け根が千切れておりましたので、バルブの交換。
あとは いつものルーティン作業にて終了。

本日2台目は2014年式アウディTT-S DSGオイル、エンジンオイル、RECSなどの作業で、写真3枚目のパーツを用意。 DSGオイルから始めるため、エンジンアンダーカバーを外すと、DSGオイル漏れ有り。(写真4枚目)  このまま作業を進めるわけにはいかない状態ですから、一旦中止し、DSGオイル以外の作業だけ行うことに。

ワコーズRECSを200cc注入し、その後エンジンオイル、オイルフィルター交換。
DSGオイルが漏れているのはメインハーネスがY字に分岐した部分からです。 ということは? DSGの配線カプラーを外してみると、カプラー内から大量のオイルが出てきました。
この場合はオイルパンを外して、カプラー付け根のOリング2本を交換しても、直らない。
確実に直すにはメカトロニクスASSYで交換するしかなさそうです。
          う〜ん、何か別の方法を考えることにします。



2302252230225423022552302256


evooyaji at 17:59|PermalinkComments(0)

2023年02月03日

S4 パンク

23020312005年式 アウディS4
先週のことですが お客様から「左後がパンクしたので積載車で運びます。パンクしてから走行してしまったので、タイヤ交換だと思います」と電話連絡いただき、数時間後に ご入庫。
確認するとサイドウォール全周に摩耗跡あり。 これは、パンク修理不可。 お客様の言われるとおり、タイヤ交換しかありません。
今付いているタイヤはミシュランPS4 ですが、 これはすでに新製品のPS5に切り替わっております。

リアタイヤはバリ溝ですが、フロントタイヤ2本が摩耗していますので、1本だけ交換するのか?
3本交換か? はたまた4本交換か?
お客様と相談の結果、今回は1本だけ交換することに決定。

写真1枚目から3枚目まで、外したタイヤの内部です。 このように空気圧ゼロに近い状態で100メーター程走ると、タイヤの内部が このような状態になってしまいます。
こうなると強度がないのは もちろんのこと、内部のインナーレースが破れてしまっておりますので、空気漏れしてしまいます。 外観からは、判り難いですが、中を見ると 皆さんびっくりされます。          タイヤは案外 繊細なんです。
写真3枚目 中央付近に 犯人の釘 を発見。

ついでに下廻りを点検するとエンジンアンダカバーからオイルが垂れておりましたので、カバーを外してみると、写真4枚目、5枚目の状態。
タペットカバーとヘッドの間から両バンクとも 漏れており、特に左バンクが酷いようです。
8年ほど前に当店にてタペットカバーガスケットを交換しておりますが、また漏れてきました。
今回はガスケットだけではなく、カバーも交換すべきですね。

早速パーツ品番を調べて、在庫確認するとカバーもガスケットも国内在庫無し、ドイツ在庫少量有り とのこと。  ここは生産中止になる前に、早めにオーダーした方が良さそうです。

2302032230203323020342302035

evooyaji at 18:26|PermalinkComments(0)

2023年01月25日

8J TT-S ポンプ交換

23012522014年式アウディ TT-S (8J)「燃料計が時折、おかしな動きをする」「急に増えたり、減ったり・・・」とのことでした。 入庫いただいた時は正常で、確認がとれませんでしたが、走行距離が18万キロを超えましたので、燃料ゲージ(フロート)と一体の燃料ポンプを交換することに。

この車両はクワトロですので、タンクが瓢箪型のため、2個のフロートが付いています。
よって、交換するパーツは2個。 
昨年12月に 品番を調べて在庫確認すると、片方が日本に無し。ドイツ在庫は有り ということで、バックオーダー。
約1ヶ月で入荷しましたので、通常時どおりの日数ですね。

写真1枚目 用意したパーツ。 

写真2枚目 外したパーツ、18万キロ ご苦労様でした。

2301251


evooyaji at 13:20|PermalinkComments(0)

2022年12月17日

8S TT-RS 色々と 2

2212164昨日からの続き作業で、TT-RS (8S) を進めております。
リアから始めましたが、ローターとハブが固着しており、なかなか剥がれてくれませんでした。
写真1枚目は、やっと外れたところ。

写真2枚目 ハブ部分を磨き、ローター取付準備完了。

写真3枚目 リア完成。

写真4枚目 唯一のフロント写真、締め付け順序を間違えないようにテープでマーキングし、組み替え準備完了。

このあと、フロントローターの組み換え、パッド交換をしましたが、作業に熱中し、写真なし。

最後の仕上げに4ホイールアライメント測定、調整。
            5ヶ所調整にて、出来上がり〜。


221216522121662212171

evooyaji at 14:11|PermalinkComments(0)

2022年12月16日

8S TT-RS 色々と 1

22121622018年式 アウディ TT-RS (8S) 「リアタイヤがフェンダーと干渉してしまう」とのことで、ご入庫いただき調べていくとKW V3 (バージョン3)が付いており、リアの車高調整用ネジが限界以上に上げる方に調整されておりました。 ネジ同士が全部勘合していない状態で・・・
このオーナー様は頻繁にサーキット走行されておりますので、これでは危ない。
ここから車高を上げると さらに危険性アップしてしまいますので、何らかの対策(改善策)を考えることに。
当店で時折使っております、リアスプリング上部に取り付けるスペーサーを使うこととしましたが、これメーカー在庫(日本国内に)が無く、本国ドイツより約1ヶ月かけて取り寄せました。

このパーツの入荷待ちの間にオーナー様から連絡をいただき、「鈴鹿サーキットでフロントパッドの磨材が剥がれてしまい、ローターにキズが付いた・・・ローター研磨できる?」とのこと。
後日現車確認させていただくと、かなり深いキズがあり、また前々からヒートクラック(ヘアークラック)も入っておりますので、研磨ではなく、交換をおすすめ。

現在NEUSPEED製2ピースローターになっておりますので、ローターリングのみ交換し、ベルハウジング部は再使用することとしました。

交換にあたりHボビン、ボルト、ナットは全数交換いたします。

またリアのローターとパッドも ついでに交換。 こちらのローターはディクセルのスリット入り、熱処理済みの FSタイプ を選択。

リアの車高から始めます。 スプリング単体で簡単に外すつもりでしたが、KW(カーベー)スプリングの線間が狭く、工具が入らなかったので、ロワアームを片側外して脱着。 車高調整ネジの上側、ボディーとの間にスペーサーを挟み込みます。 この際にネジ部にレンチを掛ける溝を切っておきます。 これがあると 後々の調整作業で 大変助かりますから・・・。

元々車高の左右差が10ミリ有り(左が高い)、よって左が6ミリアップ、右が16ミリアップで左右が揃いました。

写真1枚目 用意したパーツ。 左前ハブベアリングも お客様の希望で交換。 以前に左前をヒットさせたことがあるとのことで・・。

写真2枚目 作業前のリア車高調整部。 ネジが全部かみ合っていません。

写真3枚目 用意した フロント ローターリング 370mm

写真4枚目 交換後の左前ハブベアリング。 外したものは、手で回してみると抵抗があり、ゴリゴリ感もありましたので、交換して正解でした。

221216322121612212172

 


evooyaji at 12:51|PermalinkComments(0)