ポルシェ
2023年03月11日
マカン GTS アライメント

その作業後の試運転でホイールアライメントが狂っているのに気が付きました。
何処の数値が悪いのかまでは判断できませんでしたが、狂っている(しかも大きく)のは間違いないと確信できました。
この件をお客様に伝えると、「では次回アライメント調整の予約を・・・」となり、本日再入庫いただきました。
測定の結果はスラスト角、フロントトゥ左右が悪いので、それぞれ調整。
スラスト角は0度09分から、左右のトゥを同じ値に調整し、0度00分となり、理論値どおりとなりました。
フロントでは写真2枚目、3枚目のロワアーム前側(ポルシェ名フロントウィッシュボーンリンク)の内側ブッシュに亀裂が入り始めておりましたが、しばらく様子見としますが、いずれは交換が必要になります。
その他 今日の作業とは関係ありませんが、左バンクタペットカバーからのオイル漏れ、クーラントエクスパンションタンク横のブリードバルブからのLLC漏れがありました。
これらも追々と修理が必要ですね。


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2023年02月03日
マカン ヘッドライト磨き

メカニック2人がかりで6時間磨き、最後に蒸着コーティングをしました。
完全硬化後(24時間後以降)に仕上げのガラスコートを塗布したら完成です。
見違えるほど綺麗になりました〜。(写真4枚目、5枚目)




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2023年02月02日
964 アライメント

リフトアップして、下廻りでブッシュ類確認、ボルト、ナットの確認等をしましたが、特に問題個所はなし。 メカニックによる試運転で、現象確認はできませんでしたが、直進性が悪いのは、判明。
ならば、4ホイールアライメント測定、調整をおすすめ。
この車両は約2年前に当店にてアライメントをさせていただいております。 その際は初アライメントで6ヶ所ほど大きく調整。 このように多くの調整個所、調整量が大きい等の場合は、一旦良い数値になっても、数カ月後には 徐々に各ブッシュにかかる力の方向が変わったために、数値が狂ってしまうことがあります。
何度かアライメント調整を繰り返すうちに調整量が減って、調整後の数値が長続きするようになってきますが、それと同時にブッシュ類は(ゴム製品は)確実に劣化が進んでしまうのも避けられません。
また一度アライメントの良い状態で乗ってしまうと、自然に その状態が普通になり、ちょっとしたアライメントの狂いを敏感に察知してしまうようになるのも事実です。
なので、一度アライメント作業をしていただいた方は、次の新車購入時にも 納車後すぐに アライメント作業をさせていただくことが よくあります。
今回は6時間近くかけて、7カ所の調整が完了。
ポルシェでも ナロー、930、964あたりが、作業が難儀なんです。
写真2枚目 調整作業中にエンジンオイルポンプのホースからオイル漏れしているのを発見。 漏れたオイルがマフラーにかかっています。 ホースバンドを少し 増し締めしてみましたが、ゴムホースは劣化しており、まるで樹脂製か?と思わせるほどカチカチでしたので、これは交換がベターですね。

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2022年11月20日
991 内張り修理

上端も波打っています。
反対の助手席側を確認すると お客様から「反対は大丈夫だよ」と伺うも、よ〜く見ると 少しですが(5〜6ミリほど)同じ部分が浮き上がっております。
内装屋さんに連絡し、打合せをすると「991は よくなる症状です、何台も修理経験がありますよ」「何も触ってない車両であれば修理可能です」 「一般的なボンド等で修復歴がある車両だと、修理できない可能性があります」とのこと。
見えている範囲で、修復歴はなさそうなので、当店で外して 内張りのみを内装屋さんに持ち込むこととしました。
それから数日後、出来上がりましたので、引取に行き、取付。
う〜ん 上手い具合に直りました〜。 裏側からファイバーシートを使って、形を修正し、表皮を接着。 さすが プロフェッショナル。
写真1枚目、2枚目 作業前。 後ろの方が特に浮き上がっているのが わかりますでしょうか。
写真3枚目〜5枚目 作業後です。




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2022年11月17日
993 オーディオ修理

これではいけないので、専門の修理屋さん(古いカーオーディオ専門)に依頼。
1ヶ月程で治ったとのことで取り付けると、カセットは ばっちりだったのですが、CDチェンジャーの音がでず、また返送。
ここから2週間ほどで返ってきましたので、本日取付ました〜。
今度は、全て ばっちりとなりました〜。
今回は2度手間となってしまいましたが、こういった専門業者さんがあるので、とっても助かります。
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2022年10月19日
964 C2 シャフトブーツ交換

964系のドライブシャフトの脱着は、至ってシンプル。 内側のトリプルスクエアボルト6本、外側センターナット、ダンパー下側ボルトを外すだけで、外れてくれます。
写真1枚目 用意したポルシェ純正パーツとグリスの添加剤も用意。 整備書の必要な部分もプリントアウトして準備万端。
写真2枚目 シャフトASSYが外れました。
写真3枚目 内側ブーツが ぱっくり破れております。 今回内側、外側ともに交換します。
外側センターナットの締め付けトルクは460Nmですから、久々にKTCの大型トルクレンチを使いました〜。


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2022年10月12日
964C2 オイル交換

この車両は前回のオイル交換が当店初でしたが、その際にエンジン側ドレーンボルトの頭が潰れかけておりましたので、今回は このドレーンボルトも用意。 もちろんドレンガスケット2枚は 毎回交換いたします。
使用オイルは前回と同じモチュール300V 15W-50 を9リッター(2リッター缶5缶で1リッターあまり)
オイル交換作業中に左ドライブシャフトブーツ内側が破れていて、グリスが飛び散っているのを発見。
早急に修理が必要ですね。
それにしても 30年間 雨天未使用車は どこを見てもピカピカです。
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2022年09月23日
986 リフター交換

本来ドアノブを触ると、ウィンドが少しだけ下がる のですが、下がらなかったり、下がるのが少ない状態。 全く下がらないと、ドアを開くのは なんとかなりますが、今度はドアが閉まらなくなってしまいます。
この症状ですと おそらくウィンドリフター交換で良くなるはずですが、まれにモーターにも問題がある場合もあります。
ついでにエンジンオイル、オイルフィルター交換も承りましたので、リフター入荷までのあいだにオイル交換からスタート。
写真1枚目の社外品オイルフィルターと純正ドレーンガスケットを用意。
何事もなく 順調に進みますが、トランクダンパーが抜けており、支えることが出来ない状態。仕方が無いので マックツールの つっかい棒で支えます。(写真2枚目)
作業を終えると、リフター等も入荷しましたので、進めます。
写真3枚目 用意したパーツ、全てポルシェ純正品。 インナードアハンドル用のワイヤーに問題がありましたので、急遽追加しました。
写真4枚目、5枚目 外したリフターはワイヤーが伸びており、自動調整機能が限界まで調整していますが、それでも足らない状態。 この自動調整を考えた人は天才ですね。
写真6枚目 新品は こんな感じで、バネが縮まっています。





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2022年08月24日
993 オルタとファン交換 2

写真2枚目 ファンブレードの新旧。
写真3枚目 ファンハウジング裏側(車両でいう前側)。 ここにオルタの4本脚(ボルト)が刺さり、ナットで固定するのですが、古いオルタが なかなか外れなくて、苦労しました。 4本のピッチ寸法が悪いようですね。 他店の作業者がファンハウジングの穴を楕円に削ったようで・・・「それでも入らないのでバーナーで炙って入れた」と言ってたよ とお客様から伺っておりましたが・・・。
そんな感じだったので、なかなか外れなくて当然です。
今回用意したポルシェ純正オルタは そのあたりが どうなのか?
結果は 何も問題なく するっと入り、するっと抜くことができました。
ちなみにポルシェ純正もボッシュ製なんですが。
パーツが本国発注となり、1ヶ月以上も お待たせしてしまいましたが、これで無事に納車できました。


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2022年08月21日
993 オルタとファン交換

今回は その部分に取り掛かることとなり、今付いている社外品のオルタ(ボッシュ製となっているが・・・?)を現品O/Hすることとなりました。
いつもお願いしている業者さんに確認するとボッシュ製なら出来る とのことでしたので、送ったのですが、結果はO/H不可とのこと。
理由はセンターシャフトのベアリングが付く部分が痩せているから・・・。 今はシャフトの供給がなくなってしまって・・・。とのことでした。
ならば、また社外品のオルタを探すことにしたのですが、これまた良さそうなものが見つからない。
結局、大変高価ではありますが、ポルシェ純正リビルトオルタネーターを本国(ドイツ)発注しました。 (これが先月中旬のことです)
前回のオルタ交換時に純正オルタをコアとして返却しているので、今回はコアなし(社外品ではコアとして認められないので) 今回の場合コアが返却できないことにより 約プラス13万円、非常に高額となってしまいますが、仕方ありません。
また「納期は通常1ヶ月ほどですが、現在の状況としては 遅くなる可能性があります」とメーカーから返答がありましたが、ここは じっくり待つ こととなりました。
写真1枚目 問題のオルタ
写真2枚目、3枚目 ファンブレードの内側とオルタが接触して、マグネシウムが削れております。火災にならなくて 良かった〜。 (マグの切削は非常に危険です。)表側は無数のクラック有り。 前回のオルタ交換時にベアリング交換歴があるそうです。
写真4枚目 ファンハウジングとファンブレードも接触し、マグネシウム同士で削っております。 ファンハウジングも交換したいところですが、今回は再使用することに。



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