TT
2023年08月09日
8J TT シャフトブーツ交換

この交換にはドライブシャフトは車両から外しますので、ついでですから内側ブーツも同時交換します。
写真2枚目 外側、内側両方のブーツ交換完了。 あとは車両に戻して、分解整備記録簿を記入したら完成です。

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2023年07月26日
8N TT B4

この車両は約8年前に同じB4 ダンパー交換をさせていただいておりますが、28万キロを目前に、再度交換となりました。
写真1枚目 リアからスタート。
写真2枚目 リアスプリング下側に錆びが見られます。 これは そのままでは まずいので処理します。
写真3枚目 錆びをケレンし、洗浄、塗装と進めましたが、本題のリアダンパー交換よりも時間がかかりました〜。
写真4枚目 フロントアッパーマウント新旧。 12万キロも走ると、純正パーツでも これだけ潰れます。
写真5枚目 このブログで取り上げたことが無かった、専用工具です。
L型ソネットの頭部分に穴が空いており、ここから6角レンチを入れて、ダンパートップを固定しながら、ロックナットを締めこみます。




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2023年07月11日
8N TT ステアリング系交換

今回の交換にあたり、パーツを調べるとほとんどのものが生産中止。 有るのはタイロッドブーツのバンド大小ぐらいで・・・。
ならば、海外の供給、在庫等を調べていくと、タイロッドブーツ以外はアウディ純正品有り。
タイロッドについては、お客様と相談し、OEM品を選択。 タイロッドブーツは社外品で発注。
このあたりの年式となりますと、パーツの入手だけで、一苦労。 海外に発注、空輸、通関などなど時間もかかりますが、仕方ありません。
今回のパーツで、国内で簡単に入手できたのは、社外品のスタビリンクとタイロッドブーツのバンド大小だけでした。



evooyaji at 15:31|Permalink│Comments(0)│
2023年07月06日
8J TT エアコン

オイルはいつも使っていただいているモチュール300Vですが、今回は粘度を変更し5W-30から10W-40です。
エアコンリフレッシュは 作業前 吹き出し口温度12.7℃、抜き取ったガス量351gで規定量525gに対して174g少ない状態でした。
真空引き後にガスを規定量入れて、吹き出し口温度は10.2℃となりました。(作業前後で外気温度は1.4℃上がっています)
evooyaji at 14:25|Permalink│Comments(0)│
2023年07月05日
8N TT 続き

ラジエーターアッパーホース部から漏れておりますが、正確にはホースと樹脂製パイプの継ぎ目から。
パーツが用意できれば、交換するだけ の簡単作業ですが、ホース、樹脂製パイプの単品は どちらも生産中止、ならばホースASSYを と確認するも、こちらも生産中止。
ここから 色々と調べていくと、海外でVW純正品の樹脂製パイプが見つかりました〜。
私の拙い英語力で手配、無事に届きましたので、早速交換。
外したものを観察してみましたが、目で見て判る、クラック等はありません。 ピンホール等が有れば これで良くなる可能性あり ですが、いかに。
この後、点火コイル3本も交換。 排ガステスターのHC(一酸化炭素)が1/4になりましたので、こちらは ばっちりOKです。
evooyaji at 19:49|Permalink│Comments(0)│
2023年06月17日
8N TT 3.2 車検

写真1枚目のパーツを用意してありますので、早速スタート。
まずは、ブレーキフルード交換から始めて、次はワコーズRECS 3.2リッターなので300cc注入します。セットができれば、あとはアイドリングで待ち ですが、この時に 時折キュルキュル、キュィーキュィーといった異音が数秒間だけ不定期に出ていました。
音の出所を調べていくとエアコンコンプレッサー、正確にはマグネットクラッチからです。
エンジンを止めて、確認するとマグネットクラッチが引きちぎれるように歪、プーリーが斜めに回っている状態。 これはただ事ではないです。
コンプレッサーがロックしそうになり、クラッチに無理な力がかかったと推測されます。
これは、コンプレッサー交換するしかないですね。 でもパーツが有るのか?
そして次のエンジンオイル交換のためエンジンアンダーカバーを外すとLLCの雫を発見。 事前の確認時(見積時)には無かったのに、今日は雫があります。
ラジエーターアッパーホース部の樹脂製ジョイントとホースからです。
パーツリストによると この部分はASSYパーツの設定がありますので、これが金額的にも得策です。
すぐに在庫確認すると「生産中止」と。 私的に この回答は ある程度覚悟しておりました。
ならば、ホースと樹脂製ジョイントをそれぞれ単品で発注するしかにので、これらの品番で在庫確認すると なんと「両方とも生産中止」 お〜これは想定外。 単品も無いとは・・・。
では次の策に切り替えて、海外の在庫状況を調べると、樹脂製ジョイントのみ見つかりましたので、手配しました。
私が この2点を探して、ネット検索しているとメカニックが「バキュームホースが割れてエアーを吸っています〜」と。
こちらは現品から品番が読み取れましたので、パーツリストで品番検索をかけると新しい品番に変更されており、在庫は・・・「生産中止」 あ〜、また生産中止。
このパーツは世界的に探しても見つからないので、現品を修理してみることとしました。
写真2枚目 樹脂製パイプのワンウェイバルブ上側が2センチほど割れているのが判りますでしょうか。 現品だとはっきり判るのですが、場所が狭くてカメラが入らず、写真が上手く撮れませんでした。

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2023年06月08日
TT-RS チューニング
2018年式アウディ TT-RS (8S) (FVDAZF) Sトロニック(DSG) コンピューターのチューニングで ご入庫いただきました。
デジタルスピードのDSG ECU チューニングで商品名 ニュルスペックDSG です。
いつものように デジタルスピードさんに当店まで出張していただき、作業。 エンジン プログラムと同じように 車両のOBD2カプラーから読み込み、書き込みとも行います。
これで、シフトスピードが速くなりますし、トルクリミッターも上がり、クラッチスリップが減少することにより、クラッチ摩耗も低減します。
デジタルスピードのDSG ECU チューニングで商品名 ニュルスペックDSG です。
いつものように デジタルスピードさんに当店まで出張していただき、作業。 エンジン プログラムと同じように 車両のOBD2カプラーから読み込み、書き込みとも行います。
これで、シフトスピードが速くなりますし、トルクリミッターも上がり、クラッチスリップが減少することにより、クラッチ摩耗も低減します。
evooyaji at 16:30|Permalink│Comments(0)│
2023年06月03日
8N TT 車検整備

ルーティン作業に加えて、前後ブレーキローター、パッド交換、フロントスタビライザーブッシュ(カマボコブッシュ)フューエルキャップの紐、ボディーメクラ蓋等も交換していきます。
まずはフロントブレーキからスタート。 写真1枚目のとおり キャリパーを外すと、ピストン側面が錆びており、かなり進行した状態でした。 ここから時間をかけて磨き、グリスアップ。
ローターとパッドの交換時間よりも、キャリパーピストン磨きに時間がかかりました〜。
続いてリアブレーキに移りますが、ここで問題発生。 写真3枚目のとおり キャリパーを外したのですが、パッドが錆びで固着して外れない。 無理に こじるとステンレス製シム、ガイドを壊してしまう恐れがありますので、慎重に進め 無事に外れてくれました。
この状態ということは、リアブレーキが動いていなかった ということです。
写真4枚目 キャリパーブラケットを外し、ローターを外したところで、トーションビーム部の錆び落としをして、ワコーズの高級シャーシブラック(塩害防止塗料)を塗布。 この商品は 私のお気に入りです。
写真5枚目 反対側の塗装前は こんな具合です。
写真7枚目、8枚目 外したリアブレーキローターは ご欄の通り。 もう少し早めの対策が必要ですね。







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2023年04月26日
8N TT クラッチ 3

グリスが漏れていたインナーは写真3枚目のとおり、グリスが変色、劣化しタラタラの状態でした。
新品のグリスは綺麗な薄い黄色です。
写真4枚目 ついでに交換となったアウターは、こちらの方がグリスの状態が悪いですね。 ブーツは外したら流れ出てきましたので・・・。新品グリスはモリブデン入りですから黒です。
写真5枚目 今回の作業と全く関係ありませんが、この車両 以前から運転席インナードアノブ(ドアロックユニット)に不良があり、インナードアノブがクラクラの状態で運用。 症状が悪化し、ドアが開かなくなる前に交換をおすすめしておりましたが、今回パーツ在庫を調べてみると生産中止でした。 ついに この時がきてしまいました。
でも ドアロックユニットは 今なら 入手可能なルートがあります。 ただし同時に交換したいドアロックワイヤーは どこにも有りませんから、ここは諦めるしかないです。
そして写真のリモコンキーパッド(キーボタン) 右が この車両で、左が先日パッドを交換したアウディS4 です。
ここは走行上には関係ありませんが、ここが しゃっきとしていると気持ちがいいです。




evooyaji at 19:25|Permalink│Comments(0)│
2023年04月25日
8N TT クラッチ

写真1枚目の外したクラッチディスクは277000キロ走行と思えないぐらいですね。 20万キロぐらいに見えますから、オーナー様のクラッチミートが上手なのでしょう。
一方写真2枚目のレリーズベアリングは、クラッチカバーとの接触面が摩耗して凹んでおり、限界ギリギリといった感じ。 もう少し乗り続けると、ベアリングがバラバラになるところでした。
写真3枚目から5枚目 洗浄後です。 「まだまだ綺麗になるでしょう」との声が聞こえてきそうですが、これが限界でした。 これでも 外した状態と比べれば とっても綺麗になったんです。
写真6枚目 センターシャフトスリーブ、シャフトシールも きっちり交換。 今度のクラッチは径が少しだけ大きくなりますので、ミッションハウジング内側を治具を使って削る作業が必要です。 治具があれば 時間は ある程度かかりますが、作業自体は簡単です。
写真7枚目 フライホイールも付きました。 取付ボルトも再使用不可ですから交換し、締め付けはトルク締めプラス角度締めです。 角度設定も出来るトルクレンチは とっても便利です。







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