TT
2025年05月16日
8N TT ハブベアリング

このあたりの年式ですと純正パーツは生産中止品が多く、ほとんどのものが入手不可なので、社外品を探すこととなるのですが、これまた生産中止だったり、あったとしても品質が著しく悪いもんだったり・・・。 これらの中から一番良いであろうものを選別しなければいけません。
この選別作業が一筋縄ではいかなくて・・・。 同じメーカーでも あるパーツはOKだが、別のパーツは全くダメ といったこともあるんです。 これに加えて、社外品メーカーの偽物まで流通しているので、更に難しくて。
時には1個のパーツを探し出すのに 何日もかかる といったこともあるんです。
今回は スムーズに部品の手配は完了。 パワステセンサーにいたっては、純正品がありました。
写真2枚目 作業スタート。 まずはエンジンアンダーカバーを外すと、「あ〜グリスの山がある」と。
この上側にあるパーツは右前ドライブシャフトのインナーブーツ。 確認すると ぱっくり破れております。 外側のブーツは かなり新しいもののようで、最近交換したばかり といった感じです。
破れてしまっていますから、これは交換するしかないです。 純正パーツを調べてみると、やはり生産中止、代替え品無し。 ということで 社外品を探すことに。
写真3枚目 本日の本題 ベアリングがハブナックルから抜けました。
写真4枚目 新品社外品ハブベアリング圧入完了。
当初の予定では、4ホイールアライメント作業を行う予定でしたが、ドライブシャフトブーツ交換が必要となりましたので、今回はアライメント作業中止としました。
急遽 時間が空いたので パーツが1点だけ入荷した2005年式 VW ルポGTIの作業を開始。
続きは、また明日。



evooyaji at 14:11|Permalink│Comments(0)│
2025年01月29日
8N TT チェックランプ点灯

約2ヶ月前に EPCランプが点灯し、ブレーキランプスイッチを交換した車両ですが、今回は別の個所のようです。 診断機を接続しフォルトチェックしてみると01エンジンECUに1件あり。19537 P3018 エンジン温度が低すぎる でした。
すぐさま診断機で測定値読み取りにて温度を確認すると車両の水温計温度と診断機で読み取った温度が ほぼ同じで正常。 これは低い温度(始動時)だけ悪いのか?と思いましたが そのまま しばらく接続したままモニターしていると 突然マイナス20度から30度ぐらいに数値が飛びました。(ECUに入力される側のみ異常)(このセンサーは1個で2チャンネルの出力があります)
これでは 明らかに異常な数値ですね。 ここから水温センサーが悪いのか?ECUが悪いのか?切り分ける必要がありますが、この3.2エンジンの水温センサーは簡単にアクセスできない所に付いていますので、困りました。 4気筒車であれば、水温センサーの抵抗値を見れば、手持ちの整備書の温度特性表にて温度が判るんですが・・・。
まあ 当てずっぽうで水温センサーを交換してみることに。 (ECUはすでに生産中止ですから・・・)
水温センサーは純正品も社外品(OEM品)もありましたので、今回は社外品をおすすめ。 ただしOリングは社外品付属のものは使わず、純正品を別途用意。 これには 訳があります。
パーツが揃いましたので再度ご入庫いただき、作業スタート。
ところが 開始早々(エンジンアンダーカバーを外したら)ラジエーター本体の左右からLLC漏れを発見。 (写真1枚目、2枚目)明らかにピンク色のLLC 雫はありませんが、固まって(乾燥)もいないので それなりの量が出ています。 すぐにメインラジエーターの品番検索(この車両は左側にサブラジエーターも付いています)して在庫確認すると純正品 生産中止。 社外品も無し。
今日の作業個所とは違いますので、とりあえず作業を進めることに。
LLCはドレーンが付いている車両ですから、ここから抜き取って保管。 エアクリーナーボックス等を外して、センサー交換。 LLCを戻して、診断機でモニターしながら温めていきます。
温まったら モニターしながら試運転。 この部分は完治しました。
ラジエーターをどうするのか? とりあえず漏れ止め剤を注入して様子を見ることとなりました。

evooyaji at 13:18|Permalink│Comments(0)│
2024年12月28日
8J TT シャフトブーツ交換

すぐにパーツは用意できたのですが、お客様の都合で本日交換(本年営業最終日)となりました。
写真1枚目 破れているのはアウター(外側)だけですが、ついでですからインナーブーツ(内側)も同時交換します。 パーツは全てアウディ純正品。
写真2枚目、3枚目 外したドライブシャフトとアウターブーツのアップ。
写真4枚目 両方のブーツ交換完了。 アウターブーツ内はグリスが殆ど残っていない(破れた所から外に飛び出してしまった)状態、インナーブーツ内は、グリスがタラタラの液体化した状態でしたので、同時交換して正解でした。



evooyaji at 18:26|Permalink│Comments(0)│
2024年11月29日
A6 と 8N

2.8リッターエンジンですからRECSは300ccで施工。
接続が終われば、あとはアイドリングで注入されていくのを待つだけです。
本日2台目は これまた先週 「EPCランプが点灯したので・・・」と入庫いただいた2004年式アウディTT-Q 3.2 (8N)
今日はブレーキランプスイッチの交換です。 写真2枚目の社外品スイッチに交換しました。
「外したパーツは処分して・・・」とのことでしたので、写真3枚目のとおり 分解してみました。
原因は判りましたが、樹脂部が溶けているので 構造が判って、主原因(金属接点が汚れた)も判りましたが これは修理できませんので、交換しかないですね。


evooyaji at 19:41|Permalink│Comments(2)│
2024年11月27日
8S TT
2021年式 アウディTT-Q Sライン エンジンオイル交換で ご入庫いただきました。
「3台所有のため 距離が進まないがオイルは劣化するので・・・」ということで交換となりました。
「1ヶ月に1度ぐらい動かす」 とのことでしたが、バッテリーの劣化や、タイヤの劣化(1ヶ所が凹んでしまう)が心配ですね。
お客様より「この車、スペアータイヤが無い から山間部等に行くと心配になるので、スペアータイヤを積み込むことは出来る?」と。 早速パーツリストで調べてみると設定があるようです。 ただし内装材(スペアタイヤを収める部分や固定するパーツ)5点とタイヤ、ホイールの合計7点を購入するばOKですが 125400円 と高価です。 この中でタイヤが一番高くて60500円、これ、スペースセーバータイヤですかね??
「3台所有のため 距離が進まないがオイルは劣化するので・・・」ということで交換となりました。
「1ヶ月に1度ぐらい動かす」 とのことでしたが、バッテリーの劣化や、タイヤの劣化(1ヶ所が凹んでしまう)が心配ですね。
お客様より「この車、スペアータイヤが無い から山間部等に行くと心配になるので、スペアータイヤを積み込むことは出来る?」と。 早速パーツリストで調べてみると設定があるようです。 ただし内装材(スペアタイヤを収める部分や固定するパーツ)5点とタイヤ、ホイールの合計7点を購入するばOKですが 125400円 と高価です。 この中でタイヤが一番高くて60500円、これ、スペースセーバータイヤですかね??
evooyaji at 12:23|Permalink│Comments(0)│
2024年11月17日
8J TT 車検整備

事前に現車確認させていただき、見積もりしておりますので、交換パーツの準備は万端です。
メカニックは前後のブレーキローターとパッドを交換している間に私はタイヤ交換し、バランス調整、バランスウエイトの古い両面テープ跡をステッカー剥がしスプレーを塗布して全部剥がしました。
この剥がす作業が地味に時間がかかります。 1本のホイールに6ヶ所ぐらいのテープ跡がありましたので。
付いていたタイヤの残り溝は まだ有るのですが、写真1枚目のとおりサイドウォールがひびひびで・・・。製造が2017年製ですし、この車両は前回の車検から3500キロしか動いておりませんので、劣化もしやすいです。
今回は5種類の見積もりから選んでいただいたのはコンチネンタル スポーツコンタクト7 (CSC7)です。
ちなみに今まで付いていたのはミシュラン パイロットスーパースポーツ(PSS)
写真2枚目 1本のホイールのリム内側(タイヤのビードが密着する部分)に小さな穴(クレーター?)が6ヶ所ぐらいありました。エアー漏れの原因になりそうでしたので、ビードシーラーを塗布しておきました。 いわゆるホイール鋳造時の巣ですね。
写真3枚目、4枚目 リアブレーキの新旧。外したものは錆びでローター外側が使えない状態。 これでは効きが悪いです。
写真5枚目、6枚目 フロントブーレーキ新旧。 こちらもかなりの錆です。
この後ブレーキフルード交換、エンジンオイル、オイルフィルター交換と進めます。





evooyaji at 17:29|Permalink│Comments(0)│
2024年11月14日
8N TT 再入庫
先日 ハブベアリング交換をした8N TT 本日再入庫いただきました。
前回の作業中に発見された不良個所の修理を行います。 右ナックルボールジョイントと左タイロッドエンド。 この2ヶ所を交換したら、延期しておりました4ホイールアライメント測定、調整をして完成。
この初代TTもアウディ純正パーツが生産中止のものばかりとなり、さらに社外品メーカーも生産中止しているものも出てきましたので、維持するには 時間とお金 の余裕が必要な車種になりました。
数年前には かなりの台数の同車種をメンテナンスさせていただいておりましたが、現在は2台となりました。
当店で パーツが入手不可とならない限り、サポートさせていただくつもりでおりますが いつまで出来るのかは 全くの不明ですね。(パーツの供給状況しだいです)
前回の作業中に発見された不良個所の修理を行います。 右ナックルボールジョイントと左タイロッドエンド。 この2ヶ所を交換したら、延期しておりました4ホイールアライメント測定、調整をして完成。
この初代TTもアウディ純正パーツが生産中止のものばかりとなり、さらに社外品メーカーも生産中止しているものも出てきましたので、維持するには 時間とお金 の余裕が必要な車種になりました。
数年前には かなりの台数の同車種をメンテナンスさせていただいておりましたが、現在は2台となりました。
当店で パーツが入手不可とならない限り、サポートさせていただくつもりでおりますが いつまで出来るのかは 全くの不明ですね。(パーツの供給状況しだいです)
evooyaji at 15:03|Permalink│Comments(0)│
2024年11月07日
8N TT ハブベアリング交換

まずは右側からスタート すると、ナックルボールジョイントの3本あるボルトの内1本が、写真2枚目のとおり、錆びで細くなっており、今にも折れてしまいそうな状態。 取り付け時に指定の80Nmで締めたらダメですね。
右側の問題点は ここのみで、あとはスムーズに進みました。
一方反対の左はタイロッドエンドのナットが外れなくて・・・・、最後はナットを切って外しました。 これだけで1時間以上のロス。 ふ〜う疲れましたが、何とかなりました。
最後は写真4枚目のオイルレベルゲージガイドの交換。 このパーツが上手く付いておらず、正しいオイル量が見れない状態でした。 このパーツも純正品は すでに生産中止ですが、当店に1個だけ純正品在庫がありましたので、交換することに。 外した 写真上側のものは社外品でした。
このあとエンジンオイル交換をして 本日終了。
当初の予定では、ホイールアライメント調整も 同時作業でしたが、中止としました。
後日 右ナックルボールジョイントと左タイロッドエンド交換が追加となりそうなので・・・。



evooyaji at 18:36|Permalink│Comments(0)│
2024年10月18日
TT オイル交換
2014年式 アウディTT-Q (8JCESF) エンジンオイル、オイルフィルター交換で ご入庫いただきました。
オイルはいつも使っていただいているモチュール300V 5W-30と10W-40 を使い分けていただいております。
そしてワコーズのガソリン添加剤 フューエル1をガソリンタンクに注入。
最後にメーター内にサービスランプが点灯しておりましたので、診断機を接続してリセット。
オイルはいつも使っていただいているモチュール300V 5W-30と10W-40 を使い分けていただいております。
そしてワコーズのガソリン添加剤 フューエル1をガソリンタンクに注入。
最後にメーター内にサービスランプが点灯しておりましたので、診断機を接続してリセット。
evooyaji at 15:05|Permalink│Comments(0)│
2024年10月15日
8S エンジンオイル交換
2019年式 アウディ TT-S エンジンオイル交換で ご入庫いただきました。
前回(今年の6月)の時にオイルフィルター交換しておりますので、今回はオイルとドレーンプラグのみの交換。
ついでにワコーズ フューエル1をガソリンタンクに注入となりましたが、この車両は燃料キャップ無しの車両のため、二人がかりでの注入となります。 上手に入れないと、内部のバルブを壊してしまうので要注意ですね。
前回(今年の6月)の時にオイルフィルター交換しておりますので、今回はオイルとドレーンプラグのみの交換。
ついでにワコーズ フューエル1をガソリンタンクに注入となりましたが、この車両は燃料キャップ無しの車両のため、二人がかりでの注入となります。 上手に入れないと、内部のバルブを壊してしまうので要注意ですね。
evooyaji at 10:29|Permalink│Comments(0)│