メルセデスベンツ
2021年01月17日
W124 パワステ修理

スタッドレス用の社外ホイール取り付けボルトが無かったので、急遽手配することに。
座面形状の確認に始まり、球面であることを確認。 ここからさらに球面形状は12R、13R、14Rと種類がありますので、これの特定に時間がかかりますね。 ここが判れば あとは長さだけですから簡単。 土曜日でしたが、運よくメーカー在庫ありで、本日発送、明日(日曜日)着予定で手配完了。
続いて、前回の作業でOリング(シール)を交換したパワーステアリングのオイルタンクですが、まだ漏れが発生。 ということで、再度外して、シール材を塗布して組み直し。
今度は 大丈夫でしょう。
evooyaji at 17:13|Permalink│Comments(0)│
2020年12月25日
E350クーペ メンテナンス

フロント右スタビリンク、フロントブレーキローター、パッド、ワイパーブレード、エンジンオイル、フィルターなどの交換です。
数多くある正規ディーラーはもとより、修理店の中から 当店を選んでいただき、光栄です。
写真1枚目は、用意したパーツ。 ローターはディクセルPD、パッドはメビウスユーロエコ、ワイパーブレードはボッシュ、オイルはモチュール8100、オイルフィルターはマンを選択。 これら以外は全てMB純正品。
写真2枚目 破れているスタビリンクのブーツ。 まだ破れて間もない感じです。
写真3枚目 メカニック2人がかりで作業中に、私は外れているフロントホイールを洗浄します。
写真4枚目 雨の中 1時間ほどかけて洗浄。 残っていたバランスウエイトの両面テープもステッカー剥がし剤にて除去。 ふ〜ぅ綺麗になりましたが、まだ あと1本。
写真5枚目 そうこうしているうちにローターが外れました。 今度のディクセルは純正と比べてドリル穴の数が違いますね。
写真6枚目 ブレーキ系完成。 最後に分解整備記録簿を記入して出来上がり。





evooyaji at 15:42|Permalink│Comments(0)│
2020年12月17日
W124 B4 取り付け 2

パワステについては、今年の7月にゴムホースとパワステオイルタンクの蓋ゴムを交換したのですが、その部分が良くなったのと引き換えに、今度は別のゴムホースとパワステオイルタンクの下側からオイル漏れ発生。 まあ、こいいったことは ある程度想定内。
ということで、パーツを調べて在庫確認すると 「パワステオイルタンクの下側のシール(ゴム製)は生産中止です」との回答。 「何とかならないか」 と問い合わせしましたが、「これは諦めです」と。
私は諦めきれないので、パーツリストEPCで色々と調べたり、ネット検索したりと時間を掛けて調べていると、納入メーカーは2社で、それぞれで良さそうな物を発見。
パワステポンプO/Hキットです。 この中に目的の物が含まれているのか確認するも「よくわからない、多分含まれているのでは・・・」と。
まあ、やってみることとなり、発注した次第。
結論から言ってしまえば、上手くいきました〜。 パーツが無駄にならなくて 良かったです。
ゴムホースについては、何も問題なく 交換して、オイルを入れ エアー抜きして完成。
写真1枚目 用意したパワステ系のパーツ。 これ以外にもちろんパワステオイルも。
写真2枚目 オイルタンクを外した状態。 ティッシュでオイルを抜き取っている4本の穴は この車両では 使っていない所。 この車両はゴムシールの内側の4本で固定。 このあたりの構造が今一つです。 やはりゴムシールの外側4個所で止める方がベストだと思われます。
写真3枚目 ファンベルト、テンショナーなど。 冷間始動時のみ、一瞬だけ 耳障りな異音がでている状態でした。
写真4枚目 右が社外品新品、左が外したテンショナー。 内部の金属製バネの劣化により角度(テンション)が変わってしまっています。



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2020年12月16日
W124 B4 取り付け

まずはサスペンションから作業開始。
写真1枚目 用意したフロント一式です。 ダンパー(ショックアブソーバー)のみ社外品でビルシュタインB4です。 こちらは 何も問題なく、スムーズに進みます。
写真2枚目 外したフロントダンパーとバンプラバーですが、下側の新品を比べると、これだけ砕けてなくなっています。
写真3枚目 用意したビルシュタインB4 リアダンパー。
写真4枚目 リアのブッシュ。 上が新品、下が外したものです。 ゴムブッシュが潰れているのが確認できます。
明日からは、ベルト、パワステへと移ります。



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2020年08月11日
W124 純正オーディオ修理
1994年式メルセデスベンツ E280 (W124)純正オーディオ修理を行いました。
メインボリュームの不調で音が出ない症状。 オン、オフを繰り返していると たまに音が出るのですがボリューム調整をしようとすると、音が出なくなってしまう状態。
専門業者さんに送って、メインボリューム交換と合わせて 全てのコンデンサーも交換。
これにてヘッドユニットは復活いたしました。 残るは電動ロッドアンテナの修理ですが、こちらは どういった方法をとるのか まだ悩んでおります。
ついでにご注文いただいていた、ポルシェ964、993のキーバッテリー(キー電池)を4台分5本を交換。
こちらも 上手くいきました。
メインボリュームの不調で音が出ない症状。 オン、オフを繰り返していると たまに音が出るのですがボリューム調整をしようとすると、音が出なくなってしまう状態。
専門業者さんに送って、メインボリューム交換と合わせて 全てのコンデンサーも交換。
これにてヘッドユニットは復活いたしました。 残るは電動ロッドアンテナの修理ですが、こちらは どういった方法をとるのか まだ悩んでおります。
ついでにご注文いただいていた、ポルシェ964、993のキーバッテリー(キー電池)を4台分5本を交換。
こちらも 上手くいきました。
evooyaji at 11:24|Permalink│Comments(0)│
2020年07月19日
W124、ゴルフ6

どういうことか電話で確認すると「3点とも生産中止で在庫なしなので・・・」と。
ここから何処か在庫で持っているところがないか、海外を含めて 社外品は存在するのか などなど数日調べていたところ、右側のみ 別の年式だと違う品番であることが判りました。
では この品番は在庫があるのか調べると「国内在庫2個のみあり、これが無くなると生産中止で入手不可となります」と。 ボンネット品番は同じなので、取り付けは問題なさそう。 あとは形がどう違うのか?写真を入手し、比べるも写真では違いが判らない。
お客様に3点は揃わないが1点だけ(右だけ)なら用意できますが・・・と連絡し、オーダーいただきましたので、発注。 その際に「固定用クリップは付属していますか?」と問い合わせをかけたのですが、判らない。 まあ、残り2個なので発注してみることに。
一昨日届きましたが、固定用クリップは付属していませんでした。 でもパーツリストにはクリップが載っていません。 またまた時間をかけて調べていくと、品番が分かりましたので90円*6個発注。
全く問題なく 取り付け完了。
写真1枚目 上側が他年式用 新品、下側が外したもの、樹脂にゴムが溶着されていますが、ゴム部分が所々無くなっています。
写真2枚目 わかりにくいですが、所々ゴムが無いです。
変わって次の車両はゴルフ6GTI エアコンリフレッシュ、エンジンオイル交換で ご入庫いただきました。 エアコンリフレッシュから始めましたが、134aガス量が348gから規定量の525gになっても0.9℃しか効率が上がりません。 コンプレッサーが完全には壊れてはいませんが、本調子ではない状態。
作業前よりは冷えておりますが、あと一歩。
作業待ちの間に「ついでにエアコンフィルターも在庫があれば交換しておいて」「今まで一度も交換したことがないので・・・」と。 在庫がありましたので、即作業開始。
相当汚れが堆積したフィルターが出てくるであろうと想像しましたが、取り出したものは、やっぱり・・・。 写真4枚目、5枚目です。 1万5千キロ走行ごと、または1年 で交換が必要ですね。
写真3枚目 リフレッシュ作業中。




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2020年07月02日
W124 エアコン part4
本日予定どおりMB純正Oリング(シール)が入荷しましたので、交換後 真空引きをし、134aガスを充填しました。 試運転時に吹き出し口温度を測定しながら走ってみましたが6.5℃と冷え冷えです。
あとは、この状態をどれぐらい維持してくれるか ですね。
ゴムホースやエバポレーターから漏れ出さないことを祈ります。
最後の作業はリアデフオイル交換。
写真1枚目 ドレーンボルトにはネバネバのものが付着していました。
写真2枚目 試しにドレーン穴から指が届く範囲をなぞると 何やらブツブツのものが沢山あります。
金属ではないので、スラッジといいますか? これは 何でしょうか。
次回 早めに もう一度オイル交換がよさそうです。
これにて終了。


あとは、この状態をどれぐらい維持してくれるか ですね。
ゴムホースやエバポレーターから漏れ出さないことを祈ります。
最後の作業はリアデフオイル交換。
写真1枚目 ドレーンボルトにはネバネバのものが付着していました。
写真2枚目 試しにドレーン穴から指が届く範囲をなぞると 何やらブツブツのものが沢山あります。
金属ではないので、スラッジといいますか? これは 何でしょうか。
次回 早めに もう一度オイル交換がよさそうです。
これにて終了。


evooyaji at 19:09|Permalink│Comments(0)│
2020年07月01日
W124 エアコン part3
メルセデスベンツ エアコン修理は ようやく終盤となりました。
組み付け時に一旦外さないと 上手く付かないホースがあり、切り離したため、MB純正Oリング(シール)を発注。 これが 明日入荷の予定となりましたので、真空引き までで作業中断。
次のパワーステアリング系に移ります。 ホース、オイル、フィルターなどの交換です。
3点とも社外品パーツです。 これらは、何も問題なく、サクサクと進み、終了。
次のシフトリンケージブッシュで悪戦苦闘。
ミッション側のブッシュのみ 砕けてしまったのか、パーツが付いていない状態で、大穴が空いてリンクがグラグラ。
この穴にMB純正ブッシュをパッチと入れるだけなんですが・・・。
いつもなら1時間ぐらいで入るのですが、今回は なかなか入らなくて、なんと3時間ほどかかってしまいました。 そろそろ専用工具(SST)を購入しようかな?と思っていましたが、今回自作しましたので、これを大切に保管。 でも次に使うのは いつ?
最後の作業はオーディオとラジオアンテナ。
電動アンテナが途中で引っ掛かり収納されない。 たまに上手く収納される時もある。
これは おそらくロッドの樹脂製ギア部分がすり減ったためでしょう。 モーターは動いている(既定のパワーが有るのか?無いのか?は判らない)ので、ロッドのみ交換してみるのが良さそうです。 早速純正パーツを調べると、ロッドのみは生産中止。 アンテナASSY 96096円とのこと。
う〜ん、これは 代替品等を探すことにします。
オーディオ本体は、電源が入るが音は出ない。 これ電源スイッチ&ボリュームの不良でした。
何回か電源を入り切りしていると音が出ます。 でもボリュームを触ると、音が切れてしまう状態。 これも対応を考えます。



組み付け時に一旦外さないと 上手く付かないホースがあり、切り離したため、MB純正Oリング(シール)を発注。 これが 明日入荷の予定となりましたので、真空引き までで作業中断。
次のパワーステアリング系に移ります。 ホース、オイル、フィルターなどの交換です。
3点とも社外品パーツです。 これらは、何も問題なく、サクサクと進み、終了。
次のシフトリンケージブッシュで悪戦苦闘。
ミッション側のブッシュのみ 砕けてしまったのか、パーツが付いていない状態で、大穴が空いてリンクがグラグラ。
この穴にMB純正ブッシュをパッチと入れるだけなんですが・・・。
いつもなら1時間ぐらいで入るのですが、今回は なかなか入らなくて、なんと3時間ほどかかってしまいました。 そろそろ専用工具(SST)を購入しようかな?と思っていましたが、今回自作しましたので、これを大切に保管。 でも次に使うのは いつ?
最後の作業はオーディオとラジオアンテナ。
電動アンテナが途中で引っ掛かり収納されない。 たまに上手く収納される時もある。
これは おそらくロッドの樹脂製ギア部分がすり減ったためでしょう。 モーターは動いている(既定のパワーが有るのか?無いのか?は判らない)ので、ロッドのみ交換してみるのが良さそうです。 早速純正パーツを調べると、ロッドのみは生産中止。 アンテナASSY 96096円とのこと。
う〜ん、これは 代替品等を探すことにします。
オーディオ本体は、電源が入るが音は出ない。 これ電源スイッチ&ボリュームの不良でした。
何回か電源を入り切りしていると音が出ます。 でもボリュームを触ると、音が切れてしまう状態。 これも対応を考えます。



evooyaji at 10:46|Permalink│Comments(0)│
2020年06月30日
W124 エアコン part2

これで一気に作業が捗ります。 というか、通常の手順に戻ります。
コンプレッサー、エキスパンショオバルブ(以下エキパン)を外して、エキパンの代わりにエアコン回路洗浄キットのアタッチメント(エキパンと同形状でバルブ無し)を取り付け、エアコン回路内を134aガスにて洗浄していきます。
写真の黒いタンク(赤いホースが繋がっている)がTEXA 780Rのオプション、エアコン回路洗浄キットです。
この車両は、同じ作業を6回繰り返して、流れるガスが綺麗になるまで洗浄しました。
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2020年06月28日
W124 エアコン修理
1994年式メルセデスベンツE280 (W124) エアコン修理等にて ご入庫いただきました。
今年の3月にエアコンリフレッシュ作業をさせていただいたのですが、「また効きが悪くなってしまった」とのことです。 まあ、ある程度 想定しており、前回の作業で蛍光剤入りのオイルが注入してあるので、紫外線ライトを照射し、専用メガネをかけて確認していきます。
するとコンプレッサー本体が光っております。 またコンプレッサーからコンデンサーのホースも光っている状態。 このホースは、コンプレッサーから飛び散ったオイルが付着したものか?それともホースから漏れているのか? 今の段階で判断できません。 でもゴムホースですから経年劣化は否めないので、交換が望ましいです。
ところが、見積の段階で このホースは生産中止 だと分かりましたので、今回は そのまま再使用することに。
写真1枚目と2枚目のパーツを用意して エアコンから作業開始。
開始早々にドライブベルトのテンショナーボルトが固着しており、全く緩まない。 このボルトが緩まないと作業が進められない・・・。 1mのパイプを繋いで力をかけても工具が しなるだけでびくともしない。
オイルスプレーをたっぷりかけておいて、他の部分を進めることに。
結局 初日の作業は このボルト1本が 緩まず終了。


今年の3月にエアコンリフレッシュ作業をさせていただいたのですが、「また効きが悪くなってしまった」とのことです。 まあ、ある程度 想定しており、前回の作業で蛍光剤入りのオイルが注入してあるので、紫外線ライトを照射し、専用メガネをかけて確認していきます。
するとコンプレッサー本体が光っております。 またコンプレッサーからコンデンサーのホースも光っている状態。 このホースは、コンプレッサーから飛び散ったオイルが付着したものか?それともホースから漏れているのか? 今の段階で判断できません。 でもゴムホースですから経年劣化は否めないので、交換が望ましいです。
ところが、見積の段階で このホースは生産中止 だと分かりましたので、今回は そのまま再使用することに。
写真1枚目と2枚目のパーツを用意して エアコンから作業開始。
開始早々にドライブベルトのテンショナーボルトが固着しており、全く緩まない。 このボルトが緩まないと作業が進められない・・・。 1mのパイプを繋いで力をかけても工具が しなるだけでびくともしない。
オイルスプレーをたっぷりかけておいて、他の部分を進めることに。
結局 初日の作業は このボルト1本が 緩まず終了。


evooyaji at 12:05|Permalink│Comments(0)│